大阪、松屋町駅のエクチュア(Ek Chuah)で買ったボンボンショコラ3種です。左上から時計回りに、ゴッドファーザー、赤ワイン、エクチュアです。
ゴッドファーザー(God father)は光沢のあるマーブル模様のミルクチョコレートです。表面に金箔が散らされて、荘厳な雰囲気をかもし出しています。
ミルクチョコレートの厚みのあるコーティングの中は、ウイスキーとアマレットリキュールで香り付けされています。洋酒の苦味がミルクチョコレートでまろやかに広がり、その旨みが楽しめます。舌に広がるお酒の刺激は強めです。
お値段は315円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:アマレットの苦味がうまい
赤ワイン(red wine)はまん丸のフォルムに一本の細いラインが縦に入っています。トップに金色の星が煌くロマンチックなチョコレートです。
ビターチョコレートの中には赤ワイン入りのミルクチョコレートガナッシュが入っています。赤ワインがほんのりと香りますが、ゴッドファーザーの後では、それはとても軽やかに感じます。赤ワインの風味は、ガナッシュの実にまろやかなミルクの香りにほんの少し優雅さをプラスしています。
コーティングのビターチョコレートは十分な苦味と酸味、そしてフルーティーな香りを持った上質な味がします。その後ガナッシュからミルクチョコレートのまろやかさと赤ワインのさらにフルーティーな香りがかぶさってきて、二重にも三重にも厚みのある香りをもたらします。
ワインとチョコレートのマリアージュは難しいと良く聞きますが、それはチョコレートの濃厚さがワインの風味を損なうことからきているんだろうと、下戸なりに解釈しています。つまり、ワインを楽しみたい人にとっては、濃すぎるツマミなんでしょう。今回チョコレートを引き立てる分には、赤ワインもなかなか素敵な風味をもたらすことがわかりましたが、ワインじゃどうしても力強さに欠けます(先にゴッドファーザーを食べたので余計に)。
お値段は294円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:やさしいお酒の香りが楽しめる
エクチュア(Ek Chuah)はジャンドゥーヤとミルクチョコにフィアンティーヌを入れました。
店の名前が入ったチョコレートです。期待します。
外からもナッツの香りがあります。ヘーゼルナッツのプラリネに細かく砕いたパユテフィユティーヌ(Paillete feuilletine:薄焼きクレープ生地を乾燥させて細かく砕いたもの、フィアンティーヌ)が混ぜてあります。サクサクと食感を楽しみながら、まろやかなナッツの香りと口溶けに自然と笑顔が浮かびます。あまり長く口溶けを楽しんでいると、ジャンドゥーヤが先に溶けてフィアンティーヌの固まりが残り、舌や口蓋をタワシで擦られるような当りの悪さがやってきます。ためらわず噛み砕きましょう。
お値段は294円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:食感にメリハリがあります
コメント
先日大阪のショップがいくつか紹介されてたので
ここにも行かれてると思ってました。
赤ワイン美味しそうですね。
確かにワインを使ったショコラって少ないかも。
大阪も本格的なショコラティエがたくさんあって、
チョコレートめぐりが楽しいです。
松屋町駅のお店の紹介は次回したいと思います。