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ノエルベルデ;チョコレートを通して旅をする~エクアドルからオンライン~

ノエルベルデ(Noel Verde)は、エクアドル在住の高橋 力榮氏がエクアドルにしかないアリバカカオを世界に広めるため、2018年に設立したブランドです。Noel Verde はスペイン語で「善きことを運ぶ」グリーンサンタクロースを意味し、ロゴキャラクターは恰幅の良い農家とサンタクロースを融合したパパ・ノエル・ベルデの姿を表現しています。ノエルベルデが目指すのは「6方よし」の精神。関わる会社や生産者、買って下さった方の満足をうたう「三方よし」に加え、「自然」「生物」「未来」という環境に優しい持続可能な繋がりの中で発展して行きたいという願いを込めてお届けするプロダクトです。

阪急阪神百貨店による Zoom を使ったオンラインセミナーに参加しました。
講師はカカオエクスプローラー高橋力榮氏で、エクアドルからのオンライン開催でした。

セミナーの内容は、原産地のカカオ農家を訪ねる動画を見ながら試食をするというものでした。環境を含め農園の様子はとても興味深く、現地の植生や気候、生産者のお人柄まで伝わってきました。加えて、アンデス地方の“チョコラテ・デ・オハ”のレシピもご紹介いただきました。

セミナーに先駆けて、ノエルベルデプレーンタブレット3種類、ノエルベルデカカオマス1袋とチョコラテ・デ・オハのレシピが届きました。

タブレットは 3 種類、左からチョネ 70%、パッハリート 70%、リオ・エスメラルダス 65%です。パッケージは、内側がアルミ蒸着された白いシール袋で、クラフト紙の帯が付いています。商品別にアクセントカラーがあり、中央にブランドロゴが描かれています。クラフト感と温かみを兼ね備えたデザインです。

チョネ 70%(Chone 70%)は、オレンジのアクセントカラーがパッケージに入ったカカオ分70%のビターチョコレート。

中には正方形のビターチョコレートが入っています。とても可愛らしいデザインのモールドです。エクアドルの森に佇むパパ・ノエル・ベルデが描かれています。外枠にはみ出した肘に、緑にくつろぐ姿を感じます。

商品説明によると「クリーミーな味わいが特徴。それでいてフローラル。レモングラスなどのハーブ様の香りも仄かに顔を出す。コクのある余韻が続きます。プレーンタイプ」とのこと。マナビ県チョネ市産のアリバカカオを使用しています。ペアリングとして、ハイビスカス茶、ソーヴィ二オン・ブラン、テキーラと書かれていました。

レモングラスを思わせる清涼感を伴ったグリーンの香りが、まろやかさと苦味と共に広がります。その明るめの味わいは、アクセントカラーのオレンジ色そのまま。大変滑らかな口溶けも印象的です。薄いタブレットの欠片が、体温にすぐ馴染んで溶けていきます。余韻に柑橘のような苦味を伴うのが珍しいな。
お値段は972円
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:爽やかです
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製品名:チョネ 70%
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、粗糖、カカオバター、乳化剤(ひまわり由来)
内容量:25g
原産国:エクアドル
輸入者:(株)パートナーズジャパン YAMATE
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パッハリート 70%(Pajarito 70%)は青のアクセントカラーがパッケージに入ったカカオ分70%のビターチョコレート。

商品説明によると「根菜類のような香りとトロピカルフルーツの香りの後に、ハーブの香りが立ち現れます。エクアドル在住のカカオ農家 木戸正開(まさあき)氏が育てています。奥行きある味わい、熟成の旨味、さわやかな酸味が後を引きます。プレーンタイプ」とのこと。サント・ドミンゴ・デ・ロス・ツァチラス県産のアリバとフォラステロのハイブリッド種カカオを使用しています。ペアリングとして、ハイビスカス茶、スパークリングワイン、カベルネ・ソーヴィ二ヨン、ベルモットと書かれていました。

マスカットの酸味を連想させる芳香にナッツのようなまろやかさとタンニン。クリーミーなところが青いバナナを思い出させます。渋みのある落ち着いた味わいのチョコレートで、なんだか懐かしい味。私がシングルオリジンのチョコレートに手を伸ばし始めた頃にエクアドル産チョコレートが気になったのは、この手の味との出会いでした。甘いチョコレートを好む人には決して勧めないけれど、私はこの複雑な味わいが好きです。余韻にはジャスミンを思わせる花の香りが広がります。透明感が感じられてきれい。
お値段は972円
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:透明感が素敵
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製品名:パッハリート 70%
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、粗糖、カカオバター、乳化剤(ひまわり由来)
内容量:25g
原産国:エクアドル
輸入者:(株)パートナーズジャパン YAMATE
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リオ・エスメラルダス 65% (Río Esmeraldas 65%)は赤いのアクセントカラーがパッケージに入ったカカオ分70%のビターチョコレート。

商品説明によると「エスメラルダス県の入り口に県の名前の由来となった川の近くで栽培されているカカオでコーヒーの様な香りとスモークの様な味わいが特徴です。重厚感のあるカカオの深みを感じつつもスッキリとした後味です。プレーンタイプ」とのこと。エスメラルダス県産のアリバカカオを使用しています。ペアリングとして、ジャスミン茶、珈琲、テキーラと書かれていました。

同じエクアドル産でも上の二枚がそれぞれに個性があったので、三枚目はどんな味だろうと期待して口に運んだら、今まで食べたことのない香りに思わず原材料を確認してしまいました。間違いなく、カカオ分65%のピュアなもの。驚きました。この冷たい辛味のようなものはなんだろう。根菜の辛味にも似ていますが、一旦鼻に抜けるとまるで燻製香。スモーキーでグリーンな深い渋みはポルチーニ茸の香りにも共通点があるかもしれません。料理では馴染みありそうな香りです。なかなか強烈。
お値段は972円
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:まさに三種三様
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製品名:リオ・エスメラルダス 65%
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、粗糖、カカオバター、乳化剤(ひまわり由来)
内容量:25g
原産国:エクアドル
輸入者:(株)パートナーズジャパン YAMATE
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カミーノベルデ カカオマス(Couverture Ecuador CAMINO・VERDE)のパッケージはクラフト紙で窓付きのチャック付きスタンドパックです。

中にはコイン型のカカオマス(原料チョコレート)が入っています。商品説明によると「エクアドルの固有種アリーバカカオの香りとコクをお楽しみください。ガトーショコラ、ムース、アイスクリームに、または、お好みの量のお湯やホットミルクを加えてカカオドリンクに!甘さはお好みで調節できます。カミーノベルデならではのブレンド」とのこと。

軽い苦味を伴って、赤ワインやレーズンの香り、タンニンの金属味が広がります。この華やかな力強い味こそが、アリバカカオの魅力ですよね。

私もチョコラテ・デ・オハをレシピを見ながら作ってみました。「葉っぱのチョコ」という意味だそうです。

アリバカカオの香りがスパイスでより華やかになり、力強い味が牛乳や砂糖を加えることでまろやかに感じます。おいしくて何度でもおかわりしたい。体を温めたい時にピッタリのドリンクでした。
お値段は972円
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:体を温めてくれます
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製品名:カミーノベルデ カカオマス
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆
内容量:100g
原産国:エクアドル
輸入者:(株)パートナーズジャパン YAMATE
販売者:プラスショコラ
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マレーン・クーチャンス;新作ショコラで旅するジャングルの世界~テイスティングセミナー~

マレーン・クーチャンス(Marijn Coertjens)は13歳でショコラティエの道に進み、2007年・2015年にワールド チョコレート マスターズ ベルギー大会で優勝。同世界大会では2015年に3位に。ペニンシュラ香港でシェフショコラティエとして活躍後、2016年に自身の店をベルギーのゲントにオープンしました。2018年に日本での活動を開始。今年で4回目のバレンタインイベントの参加となります。

阪急阪神百貨店による Zoom を使ったオンラインセミナーに参加しました。
講師はマレーン・クーチャンス氏で、ゲントにあるブティックからのオンライン開催です。

まずはブティックの紹介として、シェフが歩きまわりながら店内を映してくださいました。お客さんからも丸見えのオープンキッチンシステムは、顧客と職人両方からお互いが見えることでリスペクトが生まれることを期待して設計したとのこと。店内のライトはオリジナルデザインで泡立て器をモチーフにしたと言っていました(私はてっきりカカオポッドをモチーフにしたんだろうと思ったのですが、そうですか、泡立て器でしたか)。今年の新作テーマーはレインフォレストということで、店内に熱帯雨林のディスプレイが作られていました。壁にはカカオの木からチョコレートが出来るまでの説明付きの写真が飾られていて、カカオやチョコレートについて知識を深められるように工夫されているそうです。

続いて、最新作についての説明です。
セミナーに先駆けて、試食の 4 品が自宅に届きました。赤紫色のパッケージが刺激的。中央に銀色で指紋模様のカカオポッドが描かれているのですが、プリントには剥がれたような欠けがあります。もちろんこれはプリントのエラーではなく、正当なブランドロゴです。面白いですね。

中には、マレーン・クーチャンス 2021 新作コレクション “ Welcome To The Jungle ” コレクションから 4 品が入っていました。

円盤型の二つは、レインフォレスト(RAIN FOREST)のもの。商品説明によると「熱帯雨林に息づく動植物からインスピレーションを得たボックス。独自手法のエアブラシで作り出す美しい柄と、スパイスやナッツ、ハーブなどを組み合わせたフレーバーが魅力。独創的な美しいデザインとフレーバーのマッチングをお楽しみください」とのこと。

スネーク(Snake)は緑の網目模様が入った円盤型のボンボンショコラ。ダークチョコレートと黒コショウプラリネの組み合わせです。

塩キャラメルと黒胡椒の組み合わせはスイーツでは珍しいけど、料理ではよく使われているから採用してみたそうです。

タイガー(Tiger)は茶色の虎模様が入った円盤型のボンボンショコラ。ダークチョコレートとチャイティーガナッシュの組み合わせです。

虎のパワフルさと繊細な色合いに、子供の頃から魅了されていると。北部インドに住む虎と同じ地域の味を合わせてみたくてチャレンジしたと。スパイスは自ら調合したオリジナルだそうです。

鳥の嘴の形をした二つは、トゥーカン(TOUCAN)のもの。商品説明によると「マレーンを幼少期から魅了し続ける色彩豊かなクチバシを持つオオハシ(Toucan bird)のクチバシをモチーフにしたカラフルなボックス。海塩をほんの少しだけ加えた果実味溢れるフルーツキャラメルフィリングが入っています。マレーンブランドとしては初めてラウンドとスティック型以外の形が登場」とのこと。

カシス(TOUCAN – Casiss)はくちばし型のボンボンショコラで、赤紫色で色付けされています。

マレーン氏にとってカシスは幼い頃から馴染みがある味で、やや苦味がある繊細な味わいが気に入っているとのこと。

断面を見ると、表面はホワイトチョコレート、底面がビターチョコレートになっています。口に入れたときに先にホワイトチョコレートが当たると甘すぎることを避けて、そういう設計にしたと言っていました。ワールド チョコレート マスターズ チャンピオンシップの際に時別に作ってブロンズメダルを獲得した作品です。

柚子(TOUCAN – Yuzu)はくちばし型のボンボンショコラで、黄色と緑で色付けされています。

口に含むと、ホワイトチョコレートのまろやかさに引き立てられるようにして柚子の酸味が広がります。

柚子に世界的なトレンドになっている。酸味が強いが、香りが複雑なことろが気に入っている。柚子と塩キャラメルの組み合わせはワールド チョコレート マスターズ チャンピオンシップのために特別に作ったもので、今回日本のセットにぜひ入れたいと思ったとコメントしていました。

彩色についてのこだわりとして、いつも見た目で味を想像できるように意識しているそうです。エアブラシによる手作業で色付けするため全く同じものは出来ないが、それは野生のオオハシのくちばしにも共通しているとの話には頷くばかりでした。

セミナー中、試食の感想を伝えたかったのですが、正直味わうのに必死でチャットしてる余裕がなかったのが残念。とはいえ、少数相手にシェフ自らの解説つきなのは贅沢に尽きます。これに味を締めて阪急セミナーの参加を追加で申し込んだことは言うまでもありません。コロナ禍だけといわず、オンラインセミナーは来年以降も開催してほしいなあ。

お値段はセミナー代(試食込み)で3,300円
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:オンラインセミナーのコスパが良すぎて痺れます
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製品名:試食セット4個入り
種類別名称:チョコレート
原材料:<Tiger>砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、水あめ(小麦を含む)、チャイエキス(カルダモン、生姜、シナモン、クローブ、スターアニス、チリパウダー、ナツメグ)、バターオイル、ぶどう糖、転化糖、乳糖、ホエイパウダー、脱脂粉乳、焦がし砂糖、食塩/安定剤(グリセリン、ソルビトール)、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(二酸化チタン、青2、赤40、黄4)<Snake>砂糖、ヘーゼルナッツ、カカオマス、ココアバター、クリーム、バター、水あめ(小麦を含む)、香辛料(黒こしょう)、食塩、ゼラチン/乳化剤(大豆由来)、安定剤(カラギナン)、香料、着色料(黄4、青2)<Cassis>砂糖、カシス、バター、ココアバター、全粉乳、カカオマス、水あめ(小麦を含む)、転化糖、食塩、ゼラチン/乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(青2、赤40、黄4、青1、二酸化チタン、コチニール)<Yuzu>砂糖、ゆず果汁、バター、ココアバター、全粉乳、カカオマス、水あめ(小麦を含む)、食塩、ゼラチン/乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(青2、赤40、黄4)
内容量:4個
原産国:ベルギー
輸入者:(株)湖月
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下は、三越伊勢丹の通販で購入したトゥーカンです。 Japan Limited Assort となっており、アルチンボルドや国芳のようなだまし絵になっているアルファベット J が印象に残るものでした。

マレーン・クーチャンス;トゥーカン
マレーン・クーチャンス;トゥーカン
マレーン・クーチャンス;トゥーカン
マレーン・クーチャンス;トゥーカン
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スローウォーターカフェ;森へのチケット~カカオの国、エクアドルをチョコレートで旅しよう

バレンタインデーシーズンは世界中のおいしいチョコレートが日本に集まると同時に、購入したチョコレートがどういった人の手を経てきたのか、ショコラティエがどういう意図を織り込んだのかを、生産者から直接聞ける貴重な機会でもあります。そこで、私は毎年できる限り会場に出向いたりセミナーに参加するようにしているのですが、今年はコロナ禍によって気軽に人混みに足を運ぶ訳にはいかなくなりました。

そういった中で、阪急うめだ本店によるバレンタインチョコレート博覧会2021がいち早くオンラインセミナーの発売を始めました。内容からして、講師がカカオ生産地や海外ブティックからの参加が多く、わざわざ現地に足を運ばなくてもその雰囲気を味わえそう。これはコロナ禍ならではの貴重なセミナーになりそうだと予感して、参加申し込みをしました。
他の百貨店でも、SNS や動画サイトを利用してのライブ放送や公開セミナーが多く企画されているようです。

2021年のバレンタインデーシーズンは、舌だけでなく知識まで美味しいことになりそうです。


かくして、バレンタインチョコレート博覧会2021のオンラインセミナーに参加しました。Zoom 使用の有料イベントで、講師はスローウォーター カフェの藤岡亜美氏です。

スローウォーターカフェ(Slow Water cafe)は、環境運動を展開するNGOナマケモノ倶楽部を母体とする企業で、代表の藤岡亜美氏がエクアドルのコミュニティと協働しながら森林保護活動に取り組みながら、生産者と共に商品を共同企画、輸入、販売をしています。

セミナーは、地元の素材との組み合わせで生まれたスローウォーターカフェのチョコレートを味わいながら、スローウォーターカフェのフィールドワークを紹介するというものでした。藤岡氏にパワーポイントの資料を共有してもらいながら、南米エクアドルの四つの森の話を踏まえ、標高3500mもの高地にあるのサリナス村を中心にチョコレート工場、岩塩、農業、編み物やパナマ帽作りなど産業について詳しく紹介していただきました。

セミナーの退出時にふと参加者を確認したら、Zoom 開催というセミナー方式がハードルが高いようで、参加者少数の極めて贅沢なセミナーでした。その事実にもっと早く気がついていれば、個人的にはもっと聞きたいことが色々とあったのに。この後悔は次のセミナーに生かします。

セミナーに先駆けて、試食セットが自宅に届きました。
Chocolate Viajar エクアドルを旅するチョコレート試食セットです。パッケージは茶封筒をアレンジしたもので、ブランドロゴをプリントしたカードが割りピンで止めてありました。

中にはボンボンショコラ、チョコレートバー、アルミのパウチ袋が入っています。

色とりどりの銀紙に包まれた、6 個のボンボンショコラ。

左上のラグビーボールを半分にした形のものがニブソルトミルクチョコ、その斜下の柄なしの金色のものがハチチョコレート(ビーポーレン入りミルクチョコレート)、左下金色のしずく型がカカオの森のハチドリ(ラム酒のガナッシュ入りビターチョコ)、赤い渦巻き模様入りのはトウガラシ入りのビターチョコレート、金の渦巻がキヌアのクランチ入り。

ミルクチョコレートやホワイトチョコレートには共通してチーズのような発酵香があり、塩のミネラル香がさらにそれを引き立てています。人によって好き嫌いありそうですが、総じて私はこういうの嫌いじゃありません。ヤギミルクもラクダミルクもおいしく飲める質です。

そして右にある緑の細長いものが新しく開発された来年発売予定の手びねりのトリュフです。一足お先に試食させていただきました。
緑の銀紙を開けると、トリュフ自体もほんのり緑色。

半分に割ってみたら、中はさらに鮮やかな緑でした。モリンガという栄養価の高い植物(スーパーフード)のパウダーを使ったものだとか。

過去に食べたナマケモノのチョコレート工場とは全くの別物です。モリンガ自体はアシタバに似た柔らかい緑の香りがします。使われているミルクがチーズのような発酵香を放ち、チョコレートの酸味と混ざり合い、そこに洋酒も軽く香ります。余韻の発酵香がまるでブルーチーズでくさうまい。癖になるんですよね、この手の香りは。
藤岡氏の話では、動くことが少ないナマケモノは雨季には背中に苔が生えてカモフラージュとなり、空からの天敵から身を守ることができるのだそうです。きっと、そういうナマケモノの生態を踏まえて、緑色のトリュフになったのでしょう。どうしよう、今度からナマケモノを見たら、おいしそうって思っちゃうかも。

アルミパックの中身はカカオの魔法(La Magia del Cacao)の詰め合わせです。商品説明によると「ドラジェの機械をつかって、カカオニブを真ん中にチョコをコーティングした、瓶入りのチョコレートです。チョコレートはアリバ種の香りの高いカカオを使用。ビター、ミルク、ミックス(ビターとミルクの粒が半々ずつ)、ほおずき(ゴールデンベリーのレーズン)入りの4種類。瓶を置いて、少しずつ、楽しみながらつまめる、本物の大人のチョコ」とのこと。

樹上で完熟させたバナナやゴールデンベリーをドライフルーツにしたものやカカオニブをチョコレートでコーティングして作った粒チョコレートです。表面の光沢もきれいです。
カカオニブ入りのものは、コーティングがビターチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類ありました。サクサクとした歯ごたえのカカオニブがおいしい。私はホワイトチョコレートをあまり好まないのですが、このニブ入りのものは食べやすいと思いました。
写真中央部にある四角いチョコレートは、センターにアリバカカオの果肉(パルプ)を煮詰めて作ったシロップが入ったもの。ベリーのような甘酸っぱいシロップがアリバチョコレートのタンニンと合わさって深みのある味に仕上がっています。これは目が覚めるくらいおいしくて気に入りました。一欠片では全く物足りなくて、すかさず通販サイトで注文しました。

Bosque y bosque 森のチョコレートから 2 種、左がマーガオコーヒービターチョコレート(MagaoCoffee BitterChocolate)で、右が黄色ポルチーニ茸ミルクチョコレート(Hongos Milk Chocolate)。商品説明によると「カカオと出会うべくして出会った
3種類の森の恵みのアソートチョコレート。黄色ポルチーニ茸、ビーポレン、レモングラス風味のスパイスマーガオ (馬告)とコーヒーをミルクチョコとビターチョコそれぞれに楽しむ贅沢」とのこと。

マーガオは台湾のスパイスでレモングラスと胡椒を思わせる清涼感があり、コーヒーの苦味がバランスをとって食べやすくなっています。余韻はライム入りのジンジャーエールにも似ているかも。甘さ控えめで、夏向きな印象を覚えました。
ホンゴスミルクは、ポルチーニ茸由来のナッツのような甘く深い香りが広がります。もともとこちらのミルクチョコレートにはチーズのような発酵香があるので、ポルチーニの香りが加わって、さらにシルキーな香りが鼻をくすぐります。独特な味わいではありますが、意外に食べ心地は軽め。

お値段は1,650円
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆☆
その他:贅沢なセミナーでした
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製品名:Chocolate Viajar エクアドルを旅するチョコレート試食セット
種類別名称:チョコレート
原材料:きび砂糖、カカオマス、カカオバター、全粉乳、黄色ポルチーニ茸、ビーポーレン、コーヒー、馬告、砂糖、グルコース、レモン、ウィスキー、バター、ラム酒、カカオ果実、ゴールデンベリー、唐辛子、バナナ
原産国:エクアドル
輸入者:スローウォーターカフェ(有)
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サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション

サロン・デュ・ショコラ2017で開催されたオテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏のデモンストレーションに参加しました。

オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)は南仏コート・ダジュールにある1870年創業の名門リゾートホテルです。シェフパティシエを勤めるリリアン・ボンヌフォア氏は1996年から現職。2008年にコートダジュール最優秀パティシエ賞を受賞されました。各国セレブリティが集まるリゾートホテルで腕をふるっています。2015年には自身のお店もオープンし、先日私も行った銀座三越の銀座スイーツコレクションに出店されていました。ずいぶん大好評だったようで出店初日で注目の商品はすっかり売り切れていました。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
今回はブランボワーズのモアルーショコラ、つまり、フォンダンショコラの実演でした。

これはセンター部分のフランボワーズのピューレを作っているところ。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
この色、見ているだけで口の中に甘い香りが広がります。

こちらが試食品です。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
トッピングには、フレッシュとフリーズドライの二種類の質感の異なるフランボワーズを飾っています。

ナイフを入れると中からフランボワーズのピューレが流れ出しました。お見事です。
サロン・デュ・ショコラ2017 オテル・デュ・キャップ エデン=ロック リリアン・ボンヌフォア氏 デモンストレーション
プラスチックの小さなスプーンだったのですが、そんな華奢なものでも全く問題がないくらいにやわらかく、プリンのような滑らかさでした。底の方まで、最後の一口までとろとろ。濃厚ながら決して重くなく、フランボワーズとチョコレートのバランスはまさに完璧です。憧れのホテルのデセールを日本で食べられて最高の気分でした。