オー ドワ ド ジャン・バール(Aux Doigts de Jean Bart Patisserie)はベルギーとフランスの国境に近いダンケルクで1905年に創業。1958年に考案された「ドワ ド ジャン・バール」が大変評判を呼び、今では地方銘菓の顔として地元の方からも広く愛されているとか。現在は4代目のジャン=ダニエル・ヴァンドゥワル(Jean Daniel Vandewalle)氏が経営を引き継いでいます。今年、日本に初上陸のブランドです。
日本橋タカシマヤのアムール・デュ・ショコラ2020(Amour du Chocolat 2020)でドワ ド ジャン・バール(LE DOIGT DE JEAN BART )を買いました。ジャン・バールの指という意味です。薄いピンク色のリボンで飾られたパッケージは、ベージュ色を基調にした蓋身箱で、蓋にトリコーンをかぶりレイピアを振り上げるシルエットが入っています。
商品名に入っているジャン・バールとは、17世紀に活躍したダンケルク出身のフランス海軍大尉のことで、ルイ14世の元で活躍して名を馳せました。ダンケルクの街の中心部にはジャン・バール広場があり、シルエットの元になっている銅像が立っています。
中には二種類3本のブシェ(大型のボンボンショコラ)が入っています。おおよそ幅3×縦8センチの大きさです。商品説明によると「コーヒー風味のバタークリームをアーモンドとヘーゼルナッツ入りの生地で挟み、チョコレートでコーティングした風味豊かなチョコレート菓子」とのこと。チョコレートはヴァローナのクーベルチュールを使っています。
こちらはミルクチョコレートコーティング。表面にジャン・バール像のシルエットと商品名、創業地、創業年のプリントが施されています。
見た目からは想像もできないほどに柔らかな食べ心地です。断面を見れば一目瞭然。中身はコーヒー風味のバタークリームが大部分で、上下にダクワーズ生地が少しあるばかり。しかもクリームはホイップクリームのような柔らかさです。
ほとんどチョコレートのコーティングだけで形を保っているようなものでした。おかげで口に入れると体温ですっと溶けていきます。なんて繊細はお菓子なのでしょう。
もう一つはビターチョコレートのコーティング。ミルクチョコレートのコーティングと比べると、幾分固さがあります。
バタークリームが甘いので、私はよりさっぱりと食べられるビターチョコレートの方が好みでした。
アーモンドたっぷりの生地がシャキシャキと歯ごたえをもたらして、飽きさせない食べ応えです。
お値段は1,620円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:これはいくらでも食べられそう
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製品名:ドワ ド ジャン・バール
種類別名称:洋菓子
原材料:砂糖、バター、粉糖、ココアバター、カカオマス、全卵、卵白、全粉乳、ヘーゼルナッツパウダー、皮付きアーモンドパウダー、転化糖、コーヒーエキス/乳化剤(大豆由来)、着色料(二酸化チタン、黄4、黄5)、香料
内容量:3個
原産国名:フランス
輸入者:(有)メルカート
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