京都のパティスリー RAU の新ブランド、サチ タカギ（SACHI TAKAGI）はショコラティエール高木幸世氏の技術力とアイデアで、“植物では出来ない”ではなく “植物だから出来る”を実現したプランツベースのヴィーガンチョコレートブランド。植物から全く新しい価値を生み出しています。
去年チョコグラフィーレモンがとても印象的だったので、サロン・デュ・ショコラ2023の会場で今年の新作を買いました。アップルクレープとユズです。
アップルクレープのパッケージは、ピート・モンドリアンを連想させる赤緑黄色灰色を直線で配置した非具表的な絵画で、いわゆるコンポジションです。
中には様々な形に切り分けられたチョコレートが密閉包装されて入っています。4色のコンポジションチョコレートってわけですね。昨年のチョコグラフィーレモンも感動したけど、今回も素敵です。
商品説明によると「クレープ生地の中に重なったリンゴやシナモンの味わいを、香ばしいサブレとシードルで風味づけした濃厚なキャラメルガナッシュで表現」とのこと。
断面を見ると非常に凝った構造になっているのがわかります。
シナモンの香りが先行したために一瞬アップルパイを連想しましたが、そういえばクレープでした。リンゴの爽やかな酸味に続いてキャラメル香が広がるのがおいしい。奥歯に梨の果肉を噛んだようなつぶつぶ感がありました。香りの後半はシードルの香り。熟成された青い香りが広がります。まるで初夏の風を感じる清々しさです。サチ・タカギに共通する透明感のある美味しさが楽しめる一品でした。
お値段は2,916円。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：材料に制限があるのを感じさせません
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製品名：アップル・クレープ
種類別名称：チョコレート
原材料：砂糖（国内製造）、カカオバター、リンゴ果汁、ポワールピューレ、ココナッツミルク、水飴、植物油脂、小麦粉、カカオ、アーモンド、コーンスターチ、シードル、メープルシュガー、シナモン、塩／トレハロ ース、増粘多糖類、クエン酸、乳化剤、着色料（クチナシ、紅麹）、香料、保存料（亜硫酸塩）、（一部に小麦・ アーモンド・りんごを含む）
内容量：65g
製造者：（株）ビオスタイル
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