ジャン=ポール・エヴァンはケーキがおいしいと聞いて、最も有名だというグアヤキルをいただくことに。ちなみに、グアヤキル(Guayaquil)とは南米エクアドル最大の都市で主要な港湾都市の名前です。
商品説明によると、グアヤキルはアーモンド風味のチョコレートスポンジとビターなチョコレートムースのこくのあるガトーだと。
友達から「重い」と聞かされていましたが、確かに「重い」。チョコレートの苦味を味の中心にしているだけあって、誤解を恐れずに言うなら、味自体はさっぱりしている。しかし、量は食べられない。だってスポンジがかなり重いので、これ2個食べたら胸焼けするもの。
かなりたっぷりのチョコレートを使ったケーキです。
断面下からチョコレート、ビスキュイ(スポンジ)、ムース、ビスキュイ、ムース、ビスキュイと重なった上にガナッシュ、そしてグラサージュがあって、ケーキの両エッジにココアパウダーが降りかけられています。全体的にしっとりと固め。フォークで刺してもボロッと崩れるからうまく切れないぐらい。
ビスキュイのアーモンドの欠片がアクセントに入っていて、時々食感が変わります。ケーキの底に敷いた薄いチョコレートが時々舌に当るのを感じます。
しかし、ここまで甘くないガトーショコラは初めてです。以前紹介したカフェ・グレのチョコレートケーキもビターでしたが、ベースが重い分だけこっちの苦味が勝ります。
コーヒーとの相性は抜群ですが、胃もたれしないように注意しましょう。
お値段は550円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:重い分、もっと小さくてもよいのかな
コメント
こちらのケーキ噂はよく聞きますが、そうとう濃いみたいですね。
チョコ系のケーキというとチョコ感が物足りないものが多いですが、やはりエヴァン氏の作るケーキは別格なようですね。
苦味が全面に出てくるケーキ、一度食べてみたいものです。
苦くて重いんです。私は濃くて苦いコーヒーが好きなので、これくらいの重さも良いなと思いましたが、紅茶と合わせるには重過ぎかもしれません。
甘くて濃いのは、ジェラールミュロのクーフリボールがお勧めです。軽さと甘さでトロケますよ~。