ショコラ デ 吉祥;麗華

いよいよ各店でバレンタイン催事が始まりました。今年は、サロン・デュ・ショコラで燃え尽きる前に、デパートめぐりができてうれしいな。今後もこのスケジュールで続けてもらいたい。

先週、銀座三越のGINZA Sweets Collection に行きました。

ちょこうどこの横がクリエイティブスタジオ・クローカ(KLOKA)の蛇口からチョコレートのコーナーです。こちらは去年、新宿伊勢丹で体験済み。ホットチョコレートの他にも、星の証明書付の銀河採掘チョコや星のかけらをイメージしたチョコが並んでいました。

販売エリアも平日の朝イチだというのに、とても賑わっていました。
ショコラ デ 吉祥;麗華
あちらこちらから試食の爪楊枝を薦められ、お断りするのが申し訳ないくらい。

こちらでショコラ デ 吉祥のボンボンショコラ詰め合わせ、麗華を買いました。外装は黒いシックな紙箱です。
ショコラ デ 吉祥;麗華
ショコラ デ 吉祥(Chocolat de 吉祥 par Tomomi Chiba)は着物などで用いられる古典柄「吉祥」文様が描かれた京都発のショコラで、アラン・デュカス氏のもと長年経験を積み、パリの五つ星ホテルでシェフ・パティシエールを務めた経験をもつ千葉ともみ氏と、京都手描き友禅の名門吉川染匠四代目吉川博也氏によるコラボレートブランドです。

中には3種類のボンボンショコラが入っています。左から、黒七味、桜、ナチュールです。全て吉祥文様がプリントされていて、とても華やかです。文様それぞれの意味を知ると、さらに味わい深いですね。
ショコラ デ 吉祥;麗華

黒七味です。商品説明によると「京都・原了郭、黒七味を使用。辛味のみではなく特徴的な風味の豊かさを大切にし、ほんのりショコラの苦味を感じさせバランスを整えてい」るそうです。絵柄は円満と調和を意味する七宝です。
ショコラ デ 吉祥;麗華
舌の上に乗せると、一瞬深く沈みこむような香り、同時にフローラルな香りが鼻に立ち上がります。直後、強い辛味が喉の奥に広がりました。チョコレートと刺激的なスパイスの力強い組み合わせの中に、たまに白ごまの乾いた香りがまざって一息入れてくるのが面白いですね。唐辛子たっぷりの激辛せんべい食べているようなドキドキ感が癖になりそう。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:これは最後に食べましょう

桜です。商品説明によると「和菓子を想い出させる桜餅のイメージ。甘さ控えめのショコラを使用し、ミルクの味わいをしっかり感じさせ、滑らかな舌触りに仕上げ」たそうです。絵柄は喜びと生命力を意味する桜。神様のいらっしゃる場所という意味もあるそうです。
ショコラ デ 吉祥;麗華
センターは緑色のホワイトチョコレートガナッシュ。口に含むと杏仁にも似た青い香り。コーティングのチョコレートが上質の苦味をもたらし、それに塩味が加わることで深い味わいが楽しめます。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:まさしく桜餅

ナチュールです。商品説明によると「ショコラのカカオの風味を大切にし、苦味・酸味・スパイシーさをバランスよく感じられるようにし」たそうです。絵柄は平和と幸運を意味する雪輪。雪の結晶から生まれた文様だそうです。

口に含むと穏やかな苦味とナッツのような香り、ついで、ほのかなフルーティーな酸味と甘味。新鮮なミルクの香りがそれらを優しく包み込みます。後味にスパイシーな香り。広く愛される味です。口溶けもとても滑らか。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:上質な一粒です

お値段は1,620円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:美しくて美味しくて幸せの祈りも込めて
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製品名:麗華
種類別名称:チョコレート
原材料:砂糖、カカオマス、ココアバター、転化糖、バター、はちみつ、水あめ、全粉乳、桜葉パウダー(乾燥桜の葉塩漬)、植物油脂、黒七味(白ごま、唐辛子、山椒、青のり、けしの実、黒ごま、おの実)、脱脂粉乳、乳化剤(大豆由来)、着色料(酸化チタン、黄4、赤3、黄5、青1、炭末)、香料、ミョウバン、酸化防止剤(V.C.)、(原材料の一部にオレンジを含む)
内容量:3個
販売元:吉川染匠(株)
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3 thoughts on “ショコラ デ 吉祥;麗華

  1. フリット

    いつも楽しく拝見しております。

    ブティックショコラの知識がないという前提で質問をさせて頂けませんでしょうか。

    バレンタイン時期の高級ショコラについて、
    ・バカンス時期に作りだめした日本仕様のものなので不味い
    ・3千円以上もするのに原材料のトップが砂糖なのでぼったくり
    とか聞きますが、実際貴殿(女)はどの様に感じますか。

    砂糖の量に関しては一概に言えないとは理解しておりますが、個人的には安っぽい味に思えてしまいます。

    以上、宜しくお願い致します。

  2. lovechoco 投稿作成者

    フリット様、拙ブログへの訪問とコメントをありがとうございます。

    まず、バカンス、日本仕様とご質問内にあることから、特に輸入商品を念頭に置かれてのご質問と受け取りました(この記事でとりあげたショコラ デ 吉祥は国産商品なのでご質問には該当しないと思いましたので)。その上で、下記に回答します。

    ・作りだめについて
    日本は輸送状況が国際的に優れているので、欧州内の輸送と欧州から日本への輸送日数はほとんど変わりません。これは以前フランスのシェフから直接話を伺っています。そして、香りの飛びやすい素材を使っているものは、そもそも長期の保管ができないので、大量に作ることができません。そのため、日本で確実に売れるにも関わらず、量が作れないというのが実情です。
    不味いと思うかどうかは個人の判断だと思いますが、そういうものは評判が落ちて、そのうち日本で出回らなくなるでしょうから、私の回答で判断せずとも時間が結論を出してくれると思います。

    ・ぼったくりかどうか
    「原材料のトップが砂糖なのでぼったくり」に即して考えると、カカオ100%のカカオニブが最も高価でなくてはおかしくなります。その考え方は、どちらかというとコンビニチョコレートに向けた方が現実に適合するように思います。
    ブティックチョコレートでは、チョコレートの可能性をより広げて展開するので、生産・輸送コストだけでなく、創造性、希少性など踏まえての価格がついていると私は考えています。付け加えるなら、ブティックチョコレートは味に対して価格が幾何級数的に上がるので、1000円のチョコレートと5000円のチョコレートを比較して後者は5倍の味の良さと言えないところがつらいですよねえ。

    簡単ですが、回答になっていましたでしょうか。

  3. フリット

    早速ご回答頂きまして誠にありがとうございました。
    コメントの内容が記事と無関係で大変失礼いたしました。

    作りだめの噂については以前、パリで食べたマルコリーニと東京のバレンタインデー用チョコのそれ(価格は関税考慮で同等)との差があまりにも大きく感じたので、感覚的に信憑性が高いと考えてしまいました。
    私の味覚レベルの問題かもしれませんね。

    輸送に関しては、パリのメゾンデュショコラで私も伺っております。
    そして東京への輸送後でも品質はパリと同様だと仰っておりました。
    但し、ベルナシオンはパリにも基本卸さない一方で日本で購入できることには疑問を感じております。
    OEMまたは大量生産用の別ラインがあるとの噂も聞きますが、味での見極めができない以上、こんな推測も不毛ですかね。。。

    見識の高い貴殿のご意見を頂戴致しまして大変勉強になりました。
    改めて御礼申し上げます。

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