パリ生まれの比較的新し目のブランド(1977年創業)ラ・メゾン・デュ・ショコラです。
アナスタシア(Anastasia)はジャンドューヤをダークチョコレートでコートしたもの。
まず、口の中でスッと消えていく軽さに驚く。ナッツの香ばしい香りがふわっと広がります。しかし、ちょっとこの食感は驚きます。そうかー、ラ・メゾン・デュ・ショコラは食感に魔法があるのね。
バッカス(Bacchus)はラムレーズン入りのダークガナッシュ。
ラムの香りが強い。ダークチョコレートの苦味が強いので香りもそれに見合った強さだと思いますが、実に男っぽい味です。コーヒーと合わせたい一品です。
シルビア(Sylvia)はプレーン・ミルクガナッシュ。
ミルクチョコレートの香りが心地よいです。最近食べたレダラッハと同様の質の良いミルクの香りです。やっぱり同じくらい甘いけれど、こちらの方が消えるのが早いです。やはり、ラ・メゾン・デュ・ショコラは溶け方に特徴がありますね。
オテロ(Othello)は香り豊かなはちみつ風味のダークガナッシュ。
口にくわえた瞬間にはちみつの香りがふわっと広がります。ダークチョコレートの苦味からはちみつの風味ある甘さがにじみ出てきて、素晴らしい瞬間が訪れます。はちみつ好きにはたまらない味です。これ、私のお気に入り。
アルネギー(Arneguy)は柑橘系フルーツ風味のダークガナッシュ(オレンジ、グレープフルーツ、レモン)です。
ダークチョコレートの苦味の中からオレンジの強いが広がります。甘めです。
リゴレット・ノアール(Rigoletto Noir)はキャラメルバター風味のムースをダークチョコレートでコートしたもの。
キャラメルがスーッと溶け、焦がしキャラメルが香ります。つまんだら溶けちゃった。
全体的に甘めですが、ガナッシュがかなり軟らかく、口の中に入ると自重で溶けるくらいの軽さがあります。そのため、味も香りも濃く出来ているものの、後に残らないという不思議な感触です。面白いですね。
ボンボンショコラは1個315円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:食べ口が軽いので量を食べちゃいそうです。
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