今日のチョコレートはきりんのツノさんから、お土産のお裾分け。
いつもごちそうさまです。
ベネズエラと言えば、言わずと知れたカカオの故郷。その国で評判の高いショコラティエ、首都カラカスにあるラ・プラリーヌ(La Praline)のチョコレートです。
ベルギー移民の創始者リュドヴィク・ヴァンダンブルーク(Ludovic Vandenbroucke)とリセット・ヴァンダンブルーク(Lissete Vandenbroucke)夫妻は、ベネズエラのカカオの品質に魅了されて、ベルギーでチョコレートの製造を学び、再度ベネズエラに戻って1985年にラ・プラリーヌを創立しました。良質のカカオを使い、手作りで丁寧につくられたチョコレートが評判です。
シルバーのバロタン箱にシルバーのリボン。王冠のロゴが輝いています。
中からはいかにもベルギーチョコレートを思わせる、様々な形のチョコレートが出てきます。すごい種類ですが、箱の中にそれぞれのチョコレートの写真付きで説明書が入っているので、一々食べながら味を検証しなくても大丈夫です。
それでも、全部ここに書いていくのは辛いので、手前の3個、左からパッション、ピナ、ビーナスと、ビーナスの奥にあるカカオポッドの形をしたクリオロをレビューします。
パッション(Pasion)は新鮮なミルクの香りたっぷりなプラリネとマカダミアナッツが丸ごと入ったミルクチョコレートです。ミルクの香りが実に素敵。
ピナ(Piña)はキャラメルチョコレート。ビターチョコレートのコーティングで中にコーヒーの香りがするキャラメルが入っています。キャラメルにやや酸味があるのが変わってます。
ビーナス(Venus)はジャンドューヤです。マカダミアナッツの香りにミルクの香り、さらに爽やかな香料が加わってやさしい食べ心地です。とても甘い。砂糖が多いからか、シャリシャリとした食感があります。
クリオロ(Criolla)は塩キャラメルのチョコレートです。ミルクチョコレートのコーティングで中にキャラメルのやや焦がしたミルクの香りがするガナッシュが入っています。甘いけど、とても魅力的な香り。上品です。
どれも安定感のある食べ応えです。ベネズエラのお土産なのにベルギー色たっぷりなのが腑に落ちない気がしますが、それでも、カカオの国のお土産として満足なおいしさがうれしいです。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:丁寧な説明書付き
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
製品名:ボンボンショコラ詰め合わせ
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、ヘーゼルナッツ、アーモンド、乳化剤、香料
原産国:ベネズエラ
製造者:ラ・プラリーヌ
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
コメント