その1、その2に引き続き、フィリップ・ベル(PHILIPPE BEL)のアソートセットを紹介します。
さて、今回紹介するのはこちらの3種類。上から時計回りに進みます。
一個目はゴツゴツした外観のビターチョコレートです。
アーモンドのプラリネをセンターにしてアーモンドクラッシュがまぶされています。食感の楽しさとアーモンドのナッツの風味がたっぷりと詰ってビターチョコレートの苦味も良く、バランスのとれた味です。甘味が抑えられて、アーモンドの香りがアニスのように清涼感をもたらしています。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:見た目より味が上品です
次は、真ん中に丸いくぼみのあるビターチョコレートです。
中はビターチョコレートのガナッシュ。ミントの味が豊かに広がります。使っているミントがやけに苦味のあるタイプで、若干薬草っぽいです。青い苦味があるチョコレートって珍しい。駄菓子っぽくなりがちなミントチョコレートが大人っぽく仕上がっています。
総合点:☆☆
外観:☆☆
苦味:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:清涼感より苦味が前に出ています
粒チョコレートの最後は、ちょっと歪な楕円のビターチョコレート。これもセンターはナッツでしょう。
ビターチョコレートに包まれたアーモンドです。瞬間に広がるナッツの苦味をビターチョコレートで包もうとするも、やはりナッツのえぐみが強くて、それが露骨に出てきます。ピーナッツの時もそうでしたが、日本のと違って、ナッツの苦味やえぐみが強いですね。先のピーナッツとは違い、コーティングがビターチョコレートなので、そのロースト感がある分だけアーモンドの苦味と馴染んでいますが、それでもアーモンドが主張しています。
総合点:☆☆
外観:☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
その他:噛み砕くタイプのチョコレートは一瞬で終わるから、なんだか寂しい
これで粒チョコレートは終わり。初めは旨いチョコレートに当りましたが、終わりになるに従って好みから外れたものが続きました。なんだか尻すぼりなアソートセットでした。
明日は隠れて入っていたオマケのキャレ(正方形の板チョコレート)の紹介です。
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