とっくに終わってしまいましたが、サロン・デュ・ショコラ2019東京会場を振り返ります。
2019年1月22日(火)は、サロン・デュ・ショコラ2019東京のエムアイカード会員内覧日でした。10時開場を待ちわびる人の熱気で、9時半には1階のロビーが埋め尽くされました。
こちらは翌日1月23日(水)一般会期初日の様子です。
2018年からサロン・デュ・ショコラへの入場が有料化して、去年に限っては混雑が解消されたのですが、今年はまたもや酷い有様でした。行列が通路を埋め尽くしてしまって買い物どころか歩けたもんじゃありません。一つのブランドを買うのに一、ニ時間も待たされるとかあったそうです。チケット乱発したのでは何のための有料化なんだかと小首を傾げたくもなります。今はどこの百貨店でもバレンタインデーイベントが充実してきたので、余計に残念に思いました。
今年のサロン・デュ・ショコラは、イートインやテイクアウトメニューが例年になく充実していました。
ル ショコラ ドゥ アッシュのショコ シュー クロカンです。ロゴ入りのおやつラップに入れてもらえます。
お値段は501円。表面はカリカリのシュー皮で所々にチョコレートチップが顔を出しています。中にはたっぷりチョコレート風味のクリームが入っていました。買い物疲れした体に染み入る味。おかわりしたくなりました。
ジ・オブローマ990のカカオプレッソです。何でも挽きたてのカカオが味わえるのだとか。抽出機は一昔前のSF映画に出てきそうな外観で、構造がさっぱりわかりません。
今まさにカカオプレッソが抽出されています。
100ml用の小さな紙コップで出てきました。そういえば、エスプレッソでした。
お値段は349円。お湯で入れた無糖のショコラショーと似た感じで、とても飲みやすい味でした。こういうのが近場にあれば結構頻繁に通いそうな気がする。日常的に飲めるようになればいいのになあ。
ジャン=ポール・エヴァンのテイクアウトコーナーに行きました。
まさに作りたてのお菓子を頂きます。
今回のサロン・デュ・ショコラで絶対食べようと決めていたのがこちら。ジャン=ポール・エヴァンのフィユテ ショコラ ノワールです。お値段は993円。
横から見ると5層のチョコレートがよくわかります。なんて豪華なチョコパイだこと!
ムニッとはみ出したガナッシュクリームが最高でしょ。ガナッシュクリームを二種類のクッキー、プラリネ、チョコレートプレートでサンドしてあります。なんて贅沢な味なんでしょう。勝手に頬が緩みます。
東京会場限定というプレミアムを堪能しました。
そしてもうひとつ、ジャン=ポール・エヴァンのタルトレット オ ショコラ スフレです。お値段864円。
出来たてのスフレは表面がぷっくり膨らんでいます。パウダーシュガーをハート型に振り掛けてあるのがかわいらしい。
断面を見ると、チョコレートタルトをチョコレートスフレで覆ってあるのがよくわかります。
一口食べて、思わず笑ってしまいました。だって、美味しいんですもん。作りたてなのでほんのり温かい。スフレの軽い口当たりに、軽い酸味を伴うガナッシュがタルトと合わさって口の中の幸福感が凄いことになりました。当たり前ですが巨匠は期待を裏切りません。さすがでした。
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