リンツ(Lindt)のチョコレートの歴史は1879年にスイスの菓子職人ロドルフ・リンツ(Rodolphe Lindt)がコンチングという工程を発明し、世界で初めて口溶けのよいチョコレートを生み出したことに始まります。
リンツ ショコラ カフェ 銀座店(残念なことに、今月閉店します)では「ピック&ミックス」といって、色とりどりのリンドールが山積みにされたコーナーで好みのチョコレートを自分で選ぶことができます。こちらで、リンドールを4種類買いました。小売りでもロゴ入りの袋に入れてもらえます。
リンドールは量り売りで100g当たり781円です。1個120円程度と見積もって買い物すれば良いということですね。
購入したのは以下の4種類。左上から時計回りにリンドール ファッジ スワール、リンドール スプリング、リンドール ダーク、リンドール オレンジです。
シャンパンゴールドの包み紙はリンドール ファッジ スワール(Lindor Fudge Swirl)です。商品説明によると「ミルクチョコレートのシェルに、ホワイトチョコレートとダークチョコレートのダブルフィリングが生み出すファッジのようなミルキー感」とのこと。
包み紙を開いた瞬間に香るどこか懐かしい香り。リンツチョコレート特有の甘く優美な香りが広がります。センターはリキッド状のクリーム。なんと、ホワイトチョコレートとダークチョコレートの二種類のクリームが入っています。シェルのミルクチョコレートとリキッドクリームが混ざり合って、柔らかな口溶け、甘い香り、そして、どこまでもまろやかな味わいを堪能できます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:甘い世界に溺れましょう
白と緑の包み紙は、リンドール スプリング(Lindor Spring)です。商品説明によると「ミルクチョコレートのシェルにホワイトチョコレートのフィリング、ホワイトデーからイースターにかけて期間限定で登場するリンドール」とのこと。
センターはミルクの香りが詰まったホワイトチョコレートのフィリング。リキッド状でとろとろです。あまりにまろやかなフィリングなので、シェルのミルクチョコレートの風味が引き立って、キャラメル香がよく味わえます。春爛漫の包み紙同様、ほっとする味でした。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:ダージリンと頂きたい
青の包み紙はリンドール ダーク(Lindor Dark)です。商品説明によると「60%カカオに比べてほどよくビターで、まろやかなカカオ感。ほろ苦さと甘さが絶妙なバランスの食べやすいダークチョコレート」とのこと。
ダークとはいいつつも、まろやかな味わいが特徴なリンツの中でのダーク。実情はカカオ分強めのミルクチョコレートで、濃い味わいの分だけ余計に甘さを感じました。フィリングに入っている塩がミネラル感を放って、すばらしく味にアクセントをもたらしています。なめらかな口溶けと、口いっぱいに広がるチョコレートの香りを楽しみましょう。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:甘いチョコレートに身を委ねましょう
オレンジ色の包み紙はリンドール オレンジ(Lindor Orange)です。商品説明によると「包みを開くとふわっとさわやかなオレンジの香りが広がる。まろやかなミルクチョコレートと、オレンジピールのビター感の余韻が好相性」とのこと。
センターはオレンジピールの香るミルクチョコレートのリキッドクリームです。シェルに使われているミルクチョコレートとの一体感があって、私には食べやすい味でした。爽やかなオレンジの香りが、リンツのフローラルな香りのするミルクチョコレートによく合っています。なめらかな口当たりで、余韻も長く続きます。先に食べたリンドールがホワイトチョコレート率高めのばかりだったので、余計濃厚に感じたかも。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:オレンジの苦味がやみつきになりそう
この価格帯でチョコレートならではの高揚感が得られ、しかも、確かなものを味わえるのだから、リンツってお得だなあ。
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