サタデイズチョコレート(Saturdays Chocolate)は札幌市にあるビーントゥバーチョコレートのブランドです。シングルオリジンの豆を使って豆の特製に合わせて自社の焙煎機でローストし、カカオ豆とキビ砂糖をコンチングするだけでカカオ70%の本物のチョコレートを作っています。
9月に東京・渋谷で行われた東京チョコレートサロン2024に出店されてて、フルサイズは、イベント販売用の黒い封筒型のパッケージで販売されていました。
外装は封筒型の紙製で、黒曜石のような素地に箔押しでブランド名が入っていて高級感があります。
商品名は下部に種類ごとに色分けされて入っています。元々のパッケージが色彩豊かなので、イベントなどの狭いスペースで並べる時に、この外装の黒で背景を作ったりできそう。様々なところに熟れたデザインが入っていて、こちらのブランドは大変勉強になります。
トリニダード トバゴ 80(Trinidad Tobago 80 ORTINOLA)の元々のパッケージは、モスグリーンを基調にしたポップかつ穏やかな雰囲気のあるクラフトペーパー。厚みのある織物のような質感に高級感が漂います。
商品説明によると「トリニダード島の北部山地に位置するオルティノーラ農園産のカカオ豆。英国植民地時代の前からカカオが栽培されていた由緒あるプランテーションです」「今回のロットのカカオは、繊細な白ワインや白ブドウのようなフレッシュさ、フローラルなアロマが特徴。ハーブ、ココアのようなスパイス香も感じられミルキーなコクがある。その繊細さを丁寧に表現するために120℃という比較的低い温度で焙煎。カカオ豆と北海道の甜菜糖だけでカカオ分80%のハイカカオで仕上げました。ハイカカオでありながらカカオ特有の苦さはなく、繊細なアロマが伝わってきます。トリニタリオ種のカカオそのままを食するようなイメージで食してほしい」とのこと。
銀紙を開くと、今回もとても美しいタブレットが出てきました。こちらのブランドのタブレットを開けてガッカリしたことは一度もありません。商品の魅力はもちろんだけど、丁寧に丁寧に商品を扱っているのが随所に現れてて、応援せずにはいられません。
トリニダード・トバゴ産でしかもカカオ80%です。少しチャレンジ精神を持って挑んだら、拍子抜けするほどに口当たりが優しかった。身構える必要はありません。むしろ、カカオ80%とは思えないほどの食べやすさに驚かされました。魔法でも使った?
プルーンを連想させるフルーティーな香りながらも、まろやかでしっかりしたココア感、フレッシュなハーブのような青さが感じられます。口溶けがサラリと滑らかで、チョコレート向きな季節になったのも相まって、おいしく頂きました。繊細な香りを残す目的で焙煎は浅め。そのため、たくさん口にするとどうしても渋みを感じてしまうのですが、逆に紅茶との相性が抜群なので、積極的にペアリングに取り組んでみてほしい。
お値段は1,570円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:食べやすいハイカカオチョコレート
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製品名:トリニダード トバゴ 80
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆(トリニダード・トバゴ産)、てんさい含蜜糖(北海道産)
内容量:55g
製造者:サタデイズ(株)
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