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ママノチョコレート;70% 野生クリオロ 4日半発酵

商品

ママノチョコレート(mamano chocolate)は東京・赤坂にブティックを構えるエクアドル産カカオを専門に扱うクラフトチョコレートメーカーです。
ビーントゥーバーチョコレート、はたまたクラフトチョコレートとして、産地別カカオが普通に市場に出回るようになってずいぶん経ちます。その中でもエクアドル産カカオが常に一定の評価を得ているのはチョコレートファンなら誰もが同意するところでしょう。

しかも、ママノチョコレートは、エクアドル産カカオ専門のチョコレートショップというだけでなく、先住民の生活向上と地球環境の保全に寄与するチャクラ認証を受けた第一号のブランドです。

チャクラ認証とは、エクアドルアマゾンの先住民キチュア族による伝統的森林農法で作られた作物・商品に与えられる認証です。チャクラは農園を指しますが、日本の農園のように単一の農作物が管理栽培されているようなものではなく、ジャングルと居住地の境目で多種多様な農作物を育てる里山のようなものです。
大きな農機具が入る整備された農園ではないし、農薬で病害虫を管理する農法ではないので、生産性は劣るでしょうが、先住民の伝統文化を守り、森の生物の多様性が保たれる仕組みとして優れています。

こうした伝統的農法を営むコミュニティ維持のために活動しているママノチョコレートは、先に行われた東京チョコレートサロン2024にも参加していて、このイベント売上の半分を、公益社団法人国土緑化推進機構への寄付という形で、NGOママノアマゾニアで受付中の「野生クリオロカカオ保全プロジェクト」に募金しました。

美味しいチョコレートを購入できる上に、社会に役立つお金の循環にタダ乗りさせてもらえるなんて、ありがたすぎて頭が下がります。

70% 野生クリオロ 4日半発酵を買いました。パッケージは紙製の完全密閉包装です。右上にチャクララベル、中央に暖かみが感じられるイラストで黄色いカカオポッドが5個描かれています。

昨年買ったものとデザインは同じですが、東京チョコレートマーケット2023で買ったのは3日発酵の物でした。今回は4日半の発酵に変わっています。

中身はミニタブレットです。商品説明によると「カカオ70%のダークチョコレート。小バッジ焙煎で、2023年産4日発酵の希少な野生クリオロ種の特徴を活かしたミニタブレットチョコレートです。『ホワイトカカオ』という豆の中身が白いカカオ豆から仕上げているためチョコレートの色がミルクを使っていないにもかかわらず明るい茶色をしています。香りはラベンダー、ライチを感じます。強めの渋みもありますが、強烈な個性のチョコレートをぜひ味わってみてください。砂糖には鹿児島県のサトウキビ(粗糖)を使用し優しい甘み。レシチン不使用」とのこと。

写真では伝わりづらいのですが、通常のカカオ70%のものと比べるとかなり明るく、ミルクチョコレートのような色味です。

それでも、昨年の3日発酵のもの(左)と比べると、だいぶ色が濃くなりました。

袋を開けるとすぐに透明感のある甘い香りがします。口に含むとサラッと溶けて、はちみつのような甘味が広がりました。まるで子供の頃に憧れたスミレの砂糖漬けのような印象。フローラルでとてもロマンチックなチョコレートです。余韻が長く、透明感のある香りがいつまでも続きます。食べ続けると舌にやや収斂味が残りますが、昨年の3日発酵のものと比べたらずいぶんと食べやすくなりました。

商品名が野生クリオロとなっていますが、こちらのカカオについては2025年中に遺伝子検査をする予定とのこと。新たな知見がきっと得られることでしょう。とても楽しみです。
お値段は1,200円
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:お花に添えて贈りたい!
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製品名:70% 野生クリオロ ミニタブレット
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆(エクアドル産)、粗糖、ココアバター
内容量:11g
製造者:(合)Conche
販売者:(株)コータロー(ママノチョコレート)
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