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サロン・ド・テ・スリジェ;オングル

商品

昨年秋代官山であったアーティスティック・スイーツ・コレクションでサロン・ド・テ・スリジェのパティシエ和泉光一氏のチョコレートをご紹介しました。あの時は見るだけだったのですが、伊勢丹サロン・デュ・ショコラで見かけたので購入しました。

和泉シェフは昨年、WPTC2008、チームJAPANとして参加し、総合2位を獲得されました。2006年にもWPTCに参加されていて、その時は日本代表キャプテンで準優勝を獲得、チョコレートピエス部門で優勝されています。

さて、購入したのは4個入りのオングル。
サロン・ド・テ・スリジェのオングル

オングル(ongle)はフランス語で爪のことで、その名のとおりネイルアートをイメージして作られました。左上から時計回りに、トンカ豆スパイス・オレンジ、ジャスミンティーとアプリコット、ライムとストロベリー、キャラメルと胡桃です。
サロン・ド・テ・スリジェのオングル
卵を半分にしたような形のチョコレートの表面に金色にスプレーでポップな模様に型抜きされています。この模様はクラフトパンチでシリコンを抜いて作っていると伺いました。

トンカ豆スパイス・オレンジはデイジーの花模様。
ビターチョコレートの薄いコーティングの中は二層に分かれていて、上部はトンカ豆を使ったガナッシュ、底には薄くベージュ色にオレンジピールの入ったスペキュロスが敷いてあります。苦味のある上品なチョコレートがこの個性的な香りをまとめています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:見た目以上に個性的な味です

ジャスミンティーとアプリコットはクローバー模様のチョコレートです。
ガナッシュのセンターにアプリコットジャムが入っています。ビターチョコレートの濃さに負けない甘酸っぱさが印象的です。ジャスミンティーはあまり感じませんが、苦味につながっています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:アプリコットのコントラストで苦味が際立ちます

ライムとストロベリーはデイジーと小さな花柄の二つの模様が入ったチョコレートです。
イチゴの香りがするベージュ色のガナッシュのセンターにライムのジャムが仕込まれています。甘い香りのガナッシュにライムの酸味が良いアクセントになっていますが、ジャムが少し控えめです。イチゴがかなり甘めのテイストで、ややもすると駄菓子っぽくなりそう。もう少しライムが強いくらいが引き締まります。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:おしい

キャラメルと胡桃は、雪の結晶の模様です。
コーティングが割れると中からキャラメルの濃厚な味が広がり、軽くローストされた胡桃の苦味が良いアクセントになっています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:苦味がおいしい

4個入りでお値段は1260円。大き目のガナッシュはお買い得です。
和泉氏の作品はピエスモンテを初め、何度も目にしていましたが、食べるのは今回が初めて。薄いコーティングながら造詣の美しさがあり、ガナッシュも流行を取り入れつつ個性的な香りを使うなど今後も期待したいショコラティエだと思いました。今年春に独立されるらしいので、ますますのご活躍が期待されます。
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製品名:オングル
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:チョコレート、生クリーム、砂糖、バター、ライム果汁、水飴、アプリコットピューレ、くるみ、オレンジピール、転化糖、牛乳、小麦粉、ストロベリーピューレ、リキュール、卵、ペクチン、クエン酸、バニラビーンズ、ミックススパイス、ベーキングパウダー、シナモン、カカオバター、ジャスミンティー、ナツメグ、着色料(赤色40号、黄色4号、二酸化チタン)(原材料の一部に大豆を含む)
内容量:4個
製造者:(有)サロン・ド・テ・スリジエ
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コメント

  1. きりん より:

    綺麗なチョコレートですね♪
    ネイルアートのイメージとの事ですが、
    漆塗りにも私にはみえます。

  2. lovechoco より:

    ポップな模様で型抜きしているけれど、
    金と丹をチョコレート色のベースに散らすのは和風よね。
    外国でも受けそうな美しさです。

  3. きりん より:

    そうそう・・・外国の方が喜びそう。
    これから、期待な感じが良くわかります!

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