チョコレートを買う時に気になるのが、それがチョコレートなのかチョコレート菓子なのか。規格でチョコレートが全重量の60%未満の場合は、種類別のところに「チョコレート菓子」と記されます。チョコレートに対して膨らまされた穀物製品(例えば小麦パフ)は比重が大きく異なるので、チョコレートが60%未満の場合、表面はチョコレートっぽいにしても、食感はほとんど穀物製品寄りになります。
種類別の分類でチョコレートとチョコレート菓子の境目はかなりきわどくて、キットカットはチョコレート、ブラックサンダーはチョコレート菓子です。
キットカットなんて絶対チョコレート菓子だと思ったのに、種類別はチョコレートなのよ。
キットカットと比べるとチョコレートの膜厚がないのがはっきり。
チョコレートの種類についてはチョコレート類の表示に関する公正競争規約で以下のように定められています。
第2条 この規約において「チョコレート類」とは、チョコレート、準チョコレート、チョコレート菓子、準チョコレート菓子、カカオマス、ココアバター、ココアケーキ、ココアパウダー(ココア)及び調整ココアパウダー(調整ココア)をいう。
2 この規約において「チョコレート」とは、チョコレート生地のみのもの及びチョコレート生地が全重量の60パーセント以上のチョコレート加工品をいう。
3 この規約において「準チョコレート」とは、準チョコレート生地のみのもの及び準チョコレート生地が全重量の60パーセント以上のチョコレート加工品をいう。
4 この規約において「チョコレート菓子」とは、チョコレート生地が全重量の60パーセント未満のチョコレート加工品をいう。
5 この規約において「準チョコレート菓子」とは、準チョコレート生地が全重量の60パーセント未満のチョコレート加工品をいう。
コメント