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イカ チョコレート;エクセルボンボン

商品

イカ チョコレート(IKA CHOCOLATE)は、2011年イスラエルの首都テルアビブにアトリエを創業したショコラティエールのイカ・コーエン(Ika Cohen)氏のブランドです。生まれ育ったイスラエルの風土や文化を感じられるチョコレート作りにこだわっています。

新宿伊勢丹のサロン・デュ・ショコラ2024 Part 3でエクセルボンボン(Ika Nyanko Family XL Bonbons)を買いました。東京のサロン・デュ・ショコラのために特別に作られた限定版です。

イカニャンコはイカニャンコは、その名のとおり猫と烏賊が合体した不思議な生き物なんですって。由来は、イカ チョコレートの人気商品キャットタング(猫の舌)というチョコレートとブランド名のイカ。
日本人にとってとびきり覚えやすいブランド名は、コーエン氏の本名セラに由来するもの。子供の頃におチビのセラというニュアンを込めてスリーカと呼ばれていたのを、まだ幼かった弟さんが舌っ足らずにイカと呼んでいたのをブランド名にしたのだとか。
日本語との奇妙な偶然で、どうしても函館のお土産か何かだと誤解されがちなブランド名がユニークなキャラクターを生み出し、より印象的になりました。

箱の中には4種類の猫の舌型をしたボンボンショコラが入っています。上段左からヘーゼルナッツ・ロシェ、ココナッツ、下段左からタヒニ、シトラス・アーモンドです。

ヘーゼルナッツ・ロシェ(HAZELNUT ROCHER)です。

ビターチョコレートのコーティングの中身は滑らかな口溶けで香り高いジャンドゥーヤ。とびきり甘い口溶けに、粗く砕いたヘーゼルナッツが歯ごたえを与え、幾分口の中をリセットしてくれます。ヘーゼルナッツの濃厚な甘さを味わえる一品。

ココナッツ(COCONUT)です。

ミルクチョコレートのコーティングの中には、ココナッツが入った甘いミルクチョコレートのガナッシュ。とろけるような甘さのガナッシュに、ココナッツがサクサクとまるでフィヤンティーヌのような軽い歯ごたえで、シルキーな香りをもたらします。

タヒニ(TAHINI)です。タヒニとはゴマをペーストにした練りごまのような調味料のこと。トルコや中東諸国で多く使われています。

ミルクチョコレートのコーティングの中は、ぎっしりとホールの胡麻が混ぜられたミルクチョコレートのガナッシュ。噛む毎にミチミチと歯ごたえがあり、芳ばしい香りが広がります。チョコレートの香りが消えた後でも口の中にゴマの皮が残るので、余韻はまるで胡麻団子でした。

シトラス・アーモンド(CITRUS ALMOND)です。

ビターチョコレートのコーティングの中はオレンジとアーモンドの香りが詰まったミルクチョコレートのガナッシュ。柑橘の舌にも響く清涼感とフローラルなアーモンドの香り、それに負けない強いカカオ香の三重奏。味だけでなく香りまでもとびきり甘い。
お値段は2,970円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:すごい甘かった
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製品名:エクセルボンボン
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス、砂糖、ココアバター、全粉乳、黒糖、ヘーゼルナッツ、ごま、ココナッツ、アーモンド、バター/乳化剤、香料、(一部に乳成分・ごま・アーモンド・大豆・オレンジを含む)
内容量:4個
原産国:イスラエル
輸入者:デシーマ ジャパン(株)
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あまり美味しくない話も付け加えておきます。

イスラエルといえば、今はパレスチナ問題で世界中から注目を集めている国家です。バレンタインデーのチョコレートで浮かれていた日にも100万人以上が避難しているラファにイスラエルが空爆を行いました。イスラエルがどれだけハスバラを練ろうとも言い逃れ出来そうにない残虐な行為が繰り返されています。

こんなことを書いたのは、イカ チョコレートの公式サイトをヘブライ語表記に変えてみたら、防衛の柱作戦(2012年11月に起きたイスラエルのガザ侵攻)の一環としてイスラエル国防軍(IDF)にプラリネを寄付したと書いてあったから。その一文を目にして、私が支払ったチョコレートの代金は中東でどのように使われているのかと想像し、とびきり甘いチョコレートが一瞬で私の心を冷やしたのでした。

イカ チョコレートの商品の価値が損なわれたわけではありませんが、ブランド発展のマイルストーンとしてのIDFへの寄付が何を意味しているのか、我々日本の消費者として知らないままでいてよい話ではないと考えます。

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