スポンサーリンク
スポンサーリンク

サロン・デュ・ショコラ東京2024 Part 1

商品

今年もサロン・デュ・ショコラ東京が始まりました。日本での開催は22回目。新型コロナ感染症が第5類感染症に分類されて初めてのサロン・デュ・ショコラ開催です。といっても、コロナ前の大掛かりなイベントが復活したわけではなく、去年と同じく会場は伊勢丹新宿店本館6階の催物場です。ただし、今年から3部構成になりました。今年のサロショを語るなら最低でも3回足を運べってことらしい。

22回目のテーマは

「Touch!」
心がふれあう。世界が変わる。

ショコラの美味しさと豊かさ。
リアルでライブな楽しさに
世界観&価値観すらも変わるかも!?
さらに進化したサロン・デュ・ショコラに
ぜひ、皆さんもTouch!してください。

https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f3/salon_du_chocolat_f

Part 1の一般会期初日に行ってきました。テーマは TASTE OF CACAO ~広がる、楽しみ、カカオの世界~です。

10時入場のチケットを持って9時半に伊勢丹地下一階の明治通り側玄関ゲートJに向かいました。チケット受付を経てすぐに館内に通されたおかげで、今回もほとんど寒さを感じずにすみました。朝の寒さだけ乗り切れば、後は館内の暖房に当てられてゆでダコみたいになるから、帰りは薄着で十分なんですよね。天気が穏やかだったおかげで今年も身軽に過ごせました。

入場口の会場装飾です。

大きなチョコレートバーがありました。

いくつか行列ができているブランドはありましたが、午前中はだいたいどこも空いていました。おかげでどこのブースに行ってもスタッフの皆様に詳しく説明を伺うことが出来ました。午後はイートインが大行列になるそうです。

私が開店早々に向かったのはMAZです。私は消化能力に自信があるわけじゃないので、チョコレートで胸焼けする前にこちらでおいしく食事をしたかったのです。だってMAZよ?このチャンスを逃したら行くことないもの。

もちろん本店での料理と比べたらイベント出店で表現できることは限られるでしょうけど、少なくとも世界観の入り口くらいは垣間見れるんじゃないかと期待して空っぽの胃袋で挑んだところ、とても豊かな食体験を得ました。こちらの感想はまた後日。

どこのブランドも様々な趣向を凝らしてディスプレイしていましたが、サチ タカギ(Sachi Takagi)は一際豪華な作りで目を惹きました。もちろん今年も新作を買いました。

ディスプレイでいうとConcheもユニークでした。こちらはパッケージが平袋なので、重ねて平置きにすると目立たない上に乱雑になりがちなところ、吊り下げてディスプレイすることで問題を解決していました。専用の什器まで手作りなんだそうです。

みんな知ってる有名ブランド、アーティスティックなお店、実直な物づくりをされているブランド、様々な顔が一同に集まるイベントです。各ブースのディスプレイにも注目してみてください。個性が見えますよ。あと、サロン・デュ・ショコラへの意気込みも。

毎年サロン・デュ・ショコラに行ってるって話をすると必ずどこのブランドがお勧めかを尋ねられます。あまりこのイベントに慣れていない方々に言いたいのは、サロン・デュ・ショコラに出店している時点で選りすぐりなのだから、お金を出して損することはないってこと。こうたくさん結集していると、選ばなきゃいけないって思いがちだけど、本当は迷う必要なんてないんです。実際どれもお勧めです。不幸にもノットフォーミーに当たったなら、それは残念でした。自分にはその価値が分からないと認めて、逆に市場がどこに価値を認めているのかを分析し、次に商品を買う時の経験としてください。我々はバイヤーではありません。消費者として身につけねばならないのは、市場価値と自分の好みとの乖離を知ることです。

みんなが買っているものがほしいなら行列を見つけて並べばいいと思います。たくさんの中から選ぶのはとても大変だもの。
もし、私だけのお気に入りを見つけたいのなら、自分の趣味にあうディスプレイを見つけて、お店の人としっかり話をして疑問に思うところをぶつけてみてください。その商品のセールスポイントや他の商品とどう違うのかを教えてもらいましょう。たくさん教えてもらったけど、やっぱり買えないって時もあるかもしれないけど、そこは教えてもらった感謝をちゃんと伝えて、ごめんなさいしてください。予算には限りがあるからそういうこともあるよね。

今年はチョコレートだけではなく、カカオの様々な部位を利用した商品が目に付きました。Part 1のテーマ「広がる、楽しみ、カカオの世界」をちゃんと意識してブースに展開したブランドが多かったのでしょう。カカオ果肉(カカオパルプ、カカオムチレージ)、カカオ内果皮(カカオハスク、カカオシェル)を利用した商品を見ました。チョコレートを作る上で余りがちなココアバターを生かした商品もいくつかありました。私はホワイトチョコレートを好んで食べないので、新たな形でココアバターの利用が広がることが楽しみでなりません。

以前みたいにセミナーとかないし、もう今年はいいかなと思わないわけではないんですが、足を運ぶと必ず新しい驚きに出会えるのは事実。シェフ達も他より少し気合が入ってるところを見るにつけ、やっぱりサロン・デュ・ショコラは特別なんだろうなあ。お値段も張り込むけどねー。

気持ち的には一日かけてサロン・デュ・ショコラを楽しみたかったけど、休憩できる場所がないから体力的に限界がきて退散しました。これもいつものこと。

いつもとは別なこともありました。毎年胸焼けして会場を後にするところ、今回それほどダメージなく終わりました。MAZから行ったのは正解だったし、その後も、見るからに重いメニューは避けてドリンク程度に抑えたのがよかったみたい。若い人みたいな無茶な食べ方はもうできないから、今後はいくらかペースを考えて胃腸にやさしくチョコシ-ズンを過ごしたいと思います。

ーーー余談ーーー
去年の記事を見たら、”salon-du-chocolat.jp”がリンク切れになっていました。JPRSによると、今も株式会社三越伊勢丹ホールディングスが保有しているのは間違いありません。専用サイトを作る予算がないのはわかったけど、ドメイン保持するならせめて今年の公式ページに転送するくらいはできたんじゃないのかなあ。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 スイーツブログ チョコレートへ
スポンサーリンク
商品
lovechocoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました