クナ・デ・ピエドラ(CUNA DE PIEDRA)はメキシコでカカオ栽培に従事する人たちと協働。カカオの木を植えてからチョコレートを食べる人まで、全プロセスに関わる人の生活の質を高めることをモットーにしているブランド。仲介業者を持たず生産者と直接取引。古代文明からインスピレーションを受けながら、モダンなスタイルで発信する「温故知新」なブランドです。
なんでも、クナ・デ・ピエドラのオーナーであるエンリケ ペレス(Enrique Pérez Villarreal)氏が、こちらのブースの隣でイートインを展開していたロス・タコス・アスーレスのシェフ、マルコ・ガルシア氏のお友達だとかで、今回輸入販売をされたそうです。
サロン・デュ・ショコラ2023東京の会場でクマルカルコ 73% 板チョコ(CUNA DE PIEDRA MEXICAN CACAO 73% from Comalcalco Tabasco)を買いました。
パッケージは重なりの大きな多倒式紙箱で、裏に差し込みがある面白い構造をしています。デザインは静謐な印象が漂い、お皿と球体を組み合わせた幾何学的な絵が描かれています。ブランド名の CUNA DE PIEDRA は「石のゆりかご」を意味するのだとか。なるほど石ですか。ソリッドな表現に納得がいきました。よく考えられています。
中身は黒い厚手のアルミ箔に包まれていて、高級感があります。
アルミ箔を広げると、洗練されたデザインのビターチョコレートが現れます。カカオはメキシコのカンペチェ湾南岸に位置するタバスコ州のコマルカルコ産、マヤ遺跡コマルカルコで知られる土地で、生産者マラキアスによるシングルエステートです。マラキアスは、数百本のカカオの木が野生の黒コショウや様々な柑橘類と共存するアグロフォレストリーシステムを実践する献身的な生産者です。
アルミ箔を開いた瞬間からフルーティーな香りが広がりました。欠片を口に含むと、ベリーのような甘酸っぱい酸味とナッツ香に穏やかな苦味が広がります。さらりと軽い口溶け。余韻にシトラスの雰囲気があり、スッキリとしていて食べ進めやすい味です。
お値段は1,900円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:きれいなタブレット
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製品名:クマルカルコ 73% 板チョコ
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆(メキシコ産)グラニュー糖
内容量:80g
原産国:メキシコ
輸入者:LTA合同会社
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