ナカムラチョコレー(Nakamura Chocolate)は、神戸元町の老舗菓子店本高砂屋が創業140年を記念して設立したチョコレートブランドです。ブランドを監修したショコラティエールの中村有希氏はオーストラリアのパースを拠点に活動されていて、現地で見つけた素材を使い、オーストラリアと日本が融合した新しいボンボンショコラを作っています。日本では神戸市東灘区にブティックを構えています。
バレンタインデーシーズンに近鉄百貨店の通販でオーストラリアンセレクション(AUSTRALIAN SELECTION)を買いました。パッケージはベージュを基調に茶色でブランドロゴが入った身蓋式化粧箱で、同系色の細紐で飾られています。シックで素敵なデザインです。
蓋を開けると、まるで宝箱のよう。美しく色とりどりのボンボンショコラが並んでいます。ボンボンショコラの写真付き説明書も入っています。
ローストワトルシード&マカダミアナッツ(Roasted Wattle Seed & Macadamia Nut)は青く色付けされたボンボンショコラです。商品説明によると「コーヒー豆やカカオ豆をローストしたような風味のワトルシード。マカダミアナッツの香ばしさを引き立てて」とのこと。
コーティングはキャラメルのような焦がし香のあるミルクチョコレート、センターはワトルシードパウダーが入ったビターチョコレートベースのガナッシュ、マカダミアナッツがごろっと入っています。コーヒーのような香りをミルクチョコレートのキャラメル香がまろやかに包み込み、マカダミアナッツがさっぱりと整えます。
マレーリバーピンクソルト&キャラメル(Murray River Pink Salt & Caramel)は赤く色付けされたボンボンショコラです。商品説明によると「オーストラリア最長の川、マレーリバーから取れるピンクソルト。柔らかい味の塩はキャラメルとの相性が抜群」とのこと。
コーティングはミルクチョコレート、センターは塩入りのホワイトチョコレートガナッシュです。軽くミネラルが舌に響きます。とてもやわらかい味で喉に絡みつく甘さがコーヒーによく合いそう。
川で塩?と不思議に思ったら、太古の時代は海だったようですね。日本でいう霞ヶ浦みたいな話らしい。
ライベリー&スパイスオレンジ(Riberry & Spiced Orange)は白い花を模ったボンボンショコラです。商品説明によると「オーストラリアの海岸に近い温帯雨林に自生するライベリーを隠し味に。オレンジに、ピリッとした刺激を」とのこと。
コーティングはミルクチョコレート、センターはビターチョコレートベースのガナッシュです。ミルクの芳醇な香りの中に、アールグレイやクローブを感じさせる香りが豊かに広がります。ベリーの酸味はそれほどなく、暖かくも優美な香りが勝ります。
デビッドソンプラム&栗(Davidson plum & Chestnut)は赤紫に色付けされたボンボンショコラです。商品説明によると「オーストラリア原住民アボリジニの伝統食のひとつ、デビットソンプラム。まろやかな栗との組合せは感動もの」とのこと。
コーティングはビターチョコレート、センターはプラムのジュレに栗の風味があるダークチョコレートガナッシュの組み合わせ。チョコレートの苦味にプラムの深みのある香りが広がり、栗のまろやかさが全体を整えます。甘さ控えめのボンボンショコラです。
お値段は1,652円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:宝石みたいなチョコレートが素敵
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製品名:オーストラリアンセレクション(AUSS4)
種類別名称:チョコレート
原材料:チョコレート(佐藤、ココアバター、カカオマス、全粉乳)(ベルギー製造)、クリーム、マロンピューレ、ココアバター、砂糖、マカダミアナッツ、バター、水飴、ワトルシード、プラムピューレ、はちみつ、ライムベリージュース、転化糖、洋酒、オレンジピール、シナモン、食塩、アーモンド、バニラペースト、クローブスパウダー/乳化剤、トレハロース、ゲル化剤(ペクチン)、着色料(二酸化チタン、赤40、青2、赤3)、香料、増粘剤(増粘多糖類、CMC)、(一部に乳成分・アーモンド・オレンジ・大豆・りんごを含む)
内容量:4個
製造者:(株)本高砂屋(Nakamura Chocolate)
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