ママノチョコレート（MAMANO CHOCOLATE）は、東京の赤坂見附にブティックを構えるエクアドル産のファインカカオ、アリバ種専門のチョコレート店です。
ビーントゥバーが普及してからというもの、エクアドル産カカオを扱うブランドはずいぶんと増えましたが、ママノのチョコレートは香りが他に抜きん出て華やかで、とても気に入っています。
コロナ禍による外出自粛のゴールデンウィーク期間中、突発的に入る仕事に追われて気の休まる日もなく過ごしていましたら、突然こんなギフトが届きました。きっと天からのご褒美です（違）
賞味期限の兼ね合いから、最初に神様の大粒生チョコレート ー20年熟成ラム酒とぶどうの記憶ー 3個入りをいただきます。
パッケージはチョコレートカラーの蓋身式化粧箱。金色で施されたブランドロゴが中央で輝いています。平織りのような格子柄がエンボス加工されている紙製で、手にした時に暖かみが感じられました。
中には三個の大粒のガナッシュと剣の形をしたピックが入っています。お勧めの食べ方が書かれた説明書つき。
大粒のガナッシュは表面に金粉が散りばめられていて、華やかです。商品説明によると「コロンビアの『ディクタドール』という20年熟成のラム酒に干しぶどうを1か月浸け込んで出来た自家熟成ラム 。その芳醇な香りを活かした限定商品です」とのこと。
なるほど、干しぶどうを漬け込んだラム酒が使われているので「ぶどうの記憶」ですか。よいネーミングです。
せっかくなのでレイピア型のピックを刺してもう一枚。
説明書通りに冷蔵庫から出して15分ほど待ってから頂きます。
食べる前から軽く燻製香がしました。ひとまず一個を半分に切って口に運びましたところ、舌の上で溶ける間もなく香り大爆発。
これはすごい。
アリバチョコレートは単体でも相当に華やかな香りがありますが、この特別なラム酒が加わってさらに贅沢な味わいになっています。生チョコレートの官能的な口溶けに温かいラム酒のピート香が深みを与え、干しぶどうの赤い香り、フレッシュな酸味、チョコレートの甘味が次々に押し寄せて、すっかり夢見心地です。
自家製ラム酒を使った特別な商品なので、あまり多くは出ないかもしれません。気になる方は迷わずにポチるべき。
お値段は1,500円。
総合点：☆☆☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆☆
値段：☆☆☆☆
その他：よい夢見られそう
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製品名：20年熟成ラム酒とぶどうの記憶 3個
種類別名称：チョコレート
原材料：チョコレート（エクアドル）、生クリーム、水飴、ラム酒、バター、転化糖、着色料（金）
内容量：3個
製造者：ママノチョコレート （株）コータロー
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