ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)は世界で愛され、同業パティシエ達からも畏敬される存在。その鬼才ぶりは、ウォーグ紙に”パティスリー界のピカソ”と称賛されました。
4代続くパティシエの家系に生まれ、14歳で修行を始めました。37歳の時に東京ホテルニューオータニ内に自身の名前を持つブランドショップを立ち上げたのを皮切りに、現在は世界中にブランドを展開しています。現在、国際的な菓子職人協会ルレ・デセール副会長をされています。
キャレ ショコラ アマンドの残りが少なくなったのに危機感を募らせ、日本橋髙島屋のアムール・デュ・ショコラで、せめて他の種類をと買い足しました。
キャレ ショコラ オ レ エルメ(CARRÉS DE CHOCOLAT AU LAIT)です。パッケージは紙製のスリーブ型で、ベージュと焦げ茶色のタイル模様を基調にしたものです。ブランド名と商品名が書かれた焦げ茶色のラベルが付いています。側面から覗く赤がよく映えます。
内箱は赤く、透明のプラスチックカバーがついていました。実は撮影前にエアダスターでかなり粉を吹き飛ばしました。チョコレート同士が擦れあって白い線ができるほどに粉を散らしていました。同時に買った他のキャレも同じ有様だったのが残念です。
中にはブランドマークが刻まれたキャレ(正方形のチョコレートバー)が30枚入っています。こちらも相当クリーニングしてから撮影しました。
商品説明によると「〈待望の新作キャレ!〉ダイレクトにカカオの醍醐味が味わえるシンプルな味わいながらも、エルメ氏の独創性が光る、隠れた人気商品『キャレ ショコラ』。こちらの『レ』はカカオ45%というエルメのオリジナルチョコレートを使用した逸品で、ミルクチョコレートのまろやかな味わいを楽しめ」るとのこと。
上質な苦味と旨味のあるミルクの香りが広がります。まろやかな口当たりで甘さは幾分控えめ。軽く焦がし香。味に奥行きがありながらもくどさがなく優雅な気分にさせてくれます。食べやすいせいでよい勢いで減っていきます。アマンドに引き続き危機感を覚えました。まだ売っているとよいけど。余韻にもミルクの香りが広がります。
お値段は2,960円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:すっきりしたミルク香りが好みです
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製品名:キャレ ショコラ オ レ エルメ
種類別名称:チョコレート
原材料:砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、乳化剤(大豆由来)
内容量:30個(120g)
販売者:ベーアッシュ パリ ジャポン(株)
加工所:(株)ウチダ
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