オクシタニアル；キャレ

オクシタニアル（Occitanial）はMOF（フランス国家最高職人）の称号をもつステファン・トレヴァン（Stéphane Tréand）氏が監修し、フランス菓子の伝統に、高い技術力と感性が加わった、新鮮で驚きのあるお菓子の数々を生み出しています。オクシタニアルのお菓子を代表するマカロンを中心に、パウンドケーキや生キャラメルなど、素材の風味がしっかりと活かされたお菓子を取り揃えています。

サロン・デュ・ショコラでキャレ（CARRÉ）を買いました。トレアンシェフのイラスト付き。キャレとは「四角」の意味です。

中身は透明のフィルムで密閉包装されていました。脱酸化剤の入った包装の効果で消費期限が比較的長め。品質管理の工夫が生きていますね。5種の四角いチョコレートは、左からミエル　ドゥ　ロマラン、バナヌ　キャネル、ピスターシュ　グリオット、マング　ジャンジヨムブル、キャフェ　クルスティヨンです。

ミエル　ドゥ　ロマラン（Miel de romarin）はクマのイラストがプリントされたボンボンショコラ。商品説明によると「フランス産のローズマリーはちみつをきかせたクリーミーなミルクチョコレートガナッシュ」だそうです。

新鮮なミルクの香りの中からチョコレートの深い苦味が漂い、舌先にフローラルな蜂蜜の甘味がやさしく広がります。とてもやさしくて食べやすい味。口溶けもなめらかです。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆☆☆
甘味：☆☆
風味：☆☆☆
その他：クマのプリントがかわいい

バナヌ　キャネル（Banane cannelle）は縦に幾重にも溝が掘ってあるボンボンショコラ。商品説明によると「バナナピューレとシナモンをあわせたガナッシュ。とろけるようなボンボンショコラ」だそうです。

バナナのトロピカルな香りと酸味が広がった後にシナモンの土っぽい清涼感とチョコレートの苦味。幾重にも香りが重なって、奥行きのある風味を作り、まるでラム酒のような芳醇な香りを生み出しています。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
その他：組み合わせの妙

ピスターシュ　グリオット（Pistache griotte）はワインレッドをベースに三日月と円がプリントされたボンボンショコラ。商品説明によると「ピスタチオマジパンと、グリオットチェリーのガナッシュの二層のショコラ」だそうです。

ピスタチオのマジパンがおもしろい食感を生み出します。穏やかに香るナッツの甘い油脂の香りに、グリオットの赤い酸味がアクセントになっています。
総合点：☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆
その他：ピスタチオの風味は軽め

マング　ジャンジヨムブル（Mangue gingembre）は斜めに凹凸が掘ってあるボンボンショコラ。商品説明によると「ジンジャーミルクチョコレートガナッシュにマンゴーのパートドフリュイをのせて仕上げ」てあるそうです。

マンゴーのトロピカルな香りの後に生姜の清涼感が響きます。それを包み込むミルクチョコレートの組み合わせがおいしい。マンゴーのパートドフリュイの食感がシャリシャリとしているのも面白いです。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆
甘味：☆☆☆☆
風味：☆☆☆☆
その他：マンゴーと生姜の組み合わせが素晴らしい

キャフェ　クルスティヨン（Café croustillant）はアニマル模様がプリントされているボンボンショコラ。商品説明によると「プラリネをあわせたさくさくクランチとコーヒーのなめらかなガナッシュのマリアージュ」だそうです。

ミルクチョコレートの甘味の後にプラリネに混ぜてあるサクサクの小麦パフの食感を楽しんでいると、後からコーヒーの香りが広がります。やや甘めに感じました。
総合点：☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆☆
甘味：☆☆☆☆
風味：☆☆☆
その他：プラリネの風味が弱め？

お値段は1,620円。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：賞味期限が長いのがいいですね
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製品名：キャレ
種類別名称：チョコレート菓子
原材料：砂糖、カカオマス、カカオバター、生クリーム、全粉乳、アーモンド、バター、カカオペースト、マンゴー、バナナ、さくらんぼ、蜂蜜、小麦粉、転化糖、ピスタチオ、水飴、脱脂粉乳、澱粉、洋酒、乳糖、モルトエキス、粉飴、レモン果汁、バニラ、クリームパウダー、生姜、食塩、シナモン、コーヒー、植物油脂、カカオパウダー、ソルビトール、乳化剤、香料、ゲル化剤（ペクチン）、ベーキングパウダー、酸化防止剤（V.C.）、着色料（赤3、赤40、黄4、黄5、青1、青2、カラメル、参加チタン）、（原材料の一部に卵、大豆、りんごを含む）
内容量：5個
製造者：（株）クラブハリエ
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