前回に引き続き、パティシエ エス コヤマのDNA京都2011を紹介します。
DNA京都2011のパッケージは、うるしのような光沢のある黒。それの上に巻かれた紙に、工芸品のような切り絵が細工されています。中には8粒のやはりとても綺麗で、そして個性的なボンボンショコラが並んでいます。上段左から、黒大豆醤油、京番茶、一休、黒七味です。下段に移って左から、抹茶、米こうじ味噌、金胡麻のプラリネ、柚子です。京都ならでは素材を使っているのが、名前からわかります。
今回は下段の4種類、抹茶、米こうじ味噌、金胡麻のプラリネ、柚子を紹介します。
抹茶は、日本有数の茶処・京都 宇治で栽培された初摘みの茶葉と純白で無垢なホワイト・チョコレートを使っています。商品説明によると「本物の抹茶だけが醸し出すことのできる鮮やかな若草色、旨味成分であるアミノ酸が凝縮された、コクのある味わい」が楽しめるそうです。
本当は表面に抹茶パウダーがまぶされているのですが、輸送で剥げてしまったようです。口に入れると途端に広がる抹茶の青くて、それでいて温かな香り。舌先に広がる渋みもチョコレートのまろやかさにつつまれて心地良いものに仕上がっています。ガナッシュは美しいお抹茶そのままの色です。痺れるほどに渋いのが、これまた旨い。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:渋いんですけど、それが旨い
米こうじ味噌には、キャラメルのように深い味わいのコスタリカ産トリニタリオ種のミルクチョコレート(38%)が使われています。商品説明によると「やさしい甘さのミルクチョコレートと、クリーミーな味噌が溶け合う、なめらかで塩キャラメルにも似た濃厚な味わい」だそうです。
キャラメルのような深い味わいのミルクチョコレートに、お味噌のクリーミーな風味が溶け合います。塩のミネラル感が甘さを引き出し、その奥行きがとてもいい感じ。チョコレートのまろやかさと余韻をいつまでも楽しめます。この旨味は癖になります。お酒が好きな方にも気に入ってもらえそう。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:お酒のつまみにもどうぞ
金胡麻のプラリネには、まろやかで豊かな風味を持つマダガスカル産クリオロ種カカオ豆のミルクチョコレート(38%)が使われています。商品説明によると「このショコラによって、金胡麻の奥深さとコクをより明確に表現する事が可能にな」ったのだそうです。キャラメリゼされた金胡麻も入っています。
胡麻のプラリネが実においしい。これ、金胡麻だから?って言いたくなるくらいおいしい。鼻に抜ける胡麻の炒った香り、まろやかな油分、歯に響くきしみまでおいしい。ミルクチョコレートとの相性が抜群で、鼻に抜けるフルーティーな香りが忘れ難い。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:胡麻の渋みもなかなか
柚子には、日本最後の清流といわれる四国の四万十川で育った柚子の果汁と無垢な味わいのホワイトチョコレートが使われています。商品説明によると「清涼感あふれる香りとほとばしる酸味を、この小さな1 粒のショコラで」楽しめるそうです。
目が覚める。柚子の香りが一瞬で広がります。まるで新鮮な柚子そのものを目の前で絞ったような。ホワイトチョコレートに練りこまれた純粋な柚子の香りが口一杯に広がります。これはまるでジェラードです。後味にコーティングのビターチョコレートが残るのが、これまた大人っぽい。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
その他:目が覚めた
お値段は2286円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:日本人も和を楽しめるアソートです
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
製品名:DNA京都2011
種類別名称:チョコレート菓子
原材料:カカオマス、砂糖、カカオバター、全粉乳、生クリーム、バター、転化糖、金胡麻、蜂蜜、柚子果汁、リンゴジュース、醤油(原材料の一部に小麦を含む)、洋酒、白胡麻ペースト、味噌、大徳寺納豆、抹茶、京番茶、黒七味とうがらし、乳化剤(大豆由来)
内容量:8個
製造者:(株)パティシエ エス コヤマ
ღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღღ
コメント