イラストレーター佐々木美穂著の映画についてのエッセイです。
映画に登場する俳優、憧れのシーン、ファッション、小物について佐々木美穂氏のイラストを添えて語られています。
エッセイはイラストのトーンのまま、淡々としながらもどこかアンニュイ。
あとがきに書かれています。
「私にとって映画はチョコレートに似ています。ちょっと贅沢なチョコレート。箱の中のひと粒を宝物のようにそっととり出し、舌の上でゆっくりと溶かしていく時のしあわせな気持ち……。大好きな映画をみた時も、そんな満ち足りた気持ちになります。」
同感。
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