JR川崎の駅ビル、川崎BEにオープンしたゴディバのショコイスト(GODIVA chocoiste)に行ってみました。こちらのコーヒーがすごくおいしいと聞いていたのでとても興味があったのですが、ゴディバなんだからとまずはショコラショーをいただこうと意気込んで。場所はJR川崎駅東口のエスカレータを降りて、アゼリア地下街に向かう直前の右手、川崎BE1階入り口のすぐ脇です。隣に青山青山フラワーマーケット、人通りの多い通路をはさんで向かいにはいつも大行列の出来ているクリスピー・クリーム・ドーナツです。
ショコイストとは、ゴディバの造語で、ショコラ(チョコレート)とイスト(○○な人)を掛け合わせた、まさにチョコレートが大好きな人のことです。そんな名前のゴディバのカフェでは、ドリンク、ショコイストシリーズのチョコレート、アイスクリームを取り扱っています。
ゴディバのショコラショーは「ショコリキサー」と呼ばれています。ショコリキサー(Chocolixir)とはゴディバの造語でショコラ(chocolate)と霊薬「エリクシール(elixir)」から名づけられています。アイスの方はショコラショーにホイップクリームが盛られていて、さらにチョコレートソースがかかっている魅惑のドリンクになっています。見た目のゴージャス感に心惹かれますが、私は寒い。今日は期間限定のホットショコリキサー(Hot Chocolixir)をいただきます。
出てきたのは紙コップ。500円もするのにイートインで紙コップなのは悲しいです。少し凹みました。私、器がそろわないと食指が動かない性質で、陶器じゃないだけで食事の満足感がかなりダウンしてしまうのです。最近、こういうスタイル増えましたよね。何のためのイートインなのかしら。ぶつぶつ・・・。
気を取り直して、キャップをあけてみると何とも素敵な色をしています。香りもすばらしく、これは期待が高まります。
さすがにショコラトリーのショコラショーです。本格的な味なのがうれしいじゃありませんか(ちょっと機嫌が治った)。
チョコレートがこれでもかというくらい濃厚にできていて、香りも豊かです。温めたミルクチョコレートを飲んでいるような幸福感に浸れました。久しぶりにちゃんとしたショコラショーにありつけた気がします。
お値段は500円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:紙コップでも味はゴディバの名に恥じないものです。
こちらはお試しでいただいたゴディバショコイストのミルクプラリネピーカンです。
キャラメリゼしたピーカンナッツをミルクチョコレートで包んだものということですが、食べてみるとナッツの淡白な口当たりとキャラメルの香ばしさが相まって、これもなかなか。ショコラショーを飲みながらの一粒じゃ満足感の他はちょっとわからないのですが。
ホットショコリキサーの一口目の感動から覚めて店内から外を見ると、おしゃれでも何でもないイケてない川崎駅前の人ごみです。イートインのテーブルはスツールもなく、ガラス張りの壁に一枚のカウンターテーブルが腰の位置にあるだけ。つまり外からは足元までショコイストでくつろいでいる姿が丸見え。買い物袋を置く場所もなく、イートインではまったくくつろげないのです。これならテイクアウトにした方がよっぽどおいしくいただけそうだと思ったのでした。
名前から考えるに、チョコレート好きのためのショップです。しかし、何度か前を行き過ぎましたがいつも客の姿がないような気がします。川崎にはチョコレート好きがいないのか、もしくはターゲット層を間違えたのかは定かではありませんが、あまり長くないかもしれません…。
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