マノアチョコレート(Manoa Chocolate)は、ハワイのオアフ島に2010年に創立、ハワイ産カカオを始め世界中から豆を調達しているメイドインハワイのビーントゥバー専門店です。
お土産でハワイ・グロウン・コレクション(HAWAI’I GROWN COLLECTION)を頂きました。比較のため、四六判の本を置いてみました。横幅47センチあります。巨大です。
パッケージは紙製の化粧箱で、南の島の風景のイラストが描かれています。大きな山と海に挟まれた小さな村には素朴な家々が並び、カカオを収穫する女性がいます。入江の近くにはタロイモの水田があり、海には伝統的な帆付きのカヌーやサーフィンが描かれています。商品名が金の箔押しなだけでなく、ブランドロゴや箱の右隅にあるハワイ8島のシルエットが金の盛り上げ箔加工されています。写真にはありませんが、蓋側面にも2列の点々で盛り上げ箔加工が施されており、大変豪華な仕上がりです。

傷付く前にこのまま額装するしかありませんね。
箱を開けると、5枚の産地別タブレットが入っていました。左からハワイ島ケアラケクアバー70%、オアフ島ワイマナロバー 70%、ハワイ島二ノールバー 70%、ハワイ島コナバー 70%、オアフ島コオラウポコバー 70%です。

種類が多いので2記事に分けて紹介します。今回は、ハワイ島ケアラケクアバー70%、オアフ島ワイマナロバー 70%を紹介します。
蓋裏や箱の底にもたくさんの情報が書かれています。

要約すると、マノアチョコレートが契約している農場の地図、ハワイがアメリカで唯一カカオを栽培できる州であること、マノアチョコレートはハワイの持続可能な農業システムの構築を使命としていること、アグロフォレストリー(森林農法)システムによるカカオ栽培に着目し、さらにハワイの伝統的な土地分割の仕組みアフプアア(Ahupuaʻa)の復活と発展を願ってハワイ産カカオを作っているというようなことが書かれています。
箱の底にはハワイ産ビーントゥバーの説明が書かれています。

冒頭に「私たちは2010年以降、ハワイ島オアフ島でビーントゥバー・チョコレートを作り続けています。カカオ豆はハワイ産および世界各地から調達し、それぞれの豆が持つ魅力を最大限に引き出すことを目標としています」と書かれています。今回紹介するものは全てシングルオリジンの記載がありましたが、全商品のカカオ豆がハワイ産というわけではないようです。今は、ハワイ産100%のファームトゥバーを目指している途上というところでしょうか。
ハワイ島ケアラケクア バー 70%(HAWAI’I ISLAND KEALAKEKUA 70% DARK CHOCOLATE)はオレンジの帯が目印のパッケージです。封筒型のパッケージには銅版画風のイラストがあり、ハワイの伝統的な航海カヌーであるホクレアに乗る人々が描かれています。

裏面にはフレーバープロファイル(フルーティー:3、シトラシー:1、フローラル:3、ナッティ:5、ファッジー:3、ローステッド:1)とペアリングの情報(ワイン:ガメイ、ビール:ブラウンエール、リカー:アイラスコッチ)が書かれています。
パッケージの内側にはハワイ島の地図と産地情報が書かれています。ケアラケクアが「神の道」という意味であること、クック船長が最初に上陸した島であるとか。

商品説明によると「ハワイ島(ビッグアイランド)の西側に位置するケアラケクアは、暑く乾燥した地域です。通常、カカオ 木は厳しい溶岩原の環境に耐えることができませんが、灌漑によって生育しています。このチョコレートバーのカカオは、ケアラケクアのハードロックガーデンズ・エステートで栽培、発酵、乾燥されています」とのこと。
テイスティングノートには、イチジク、マカダミアナッツ、バニラとありました。

一口食べて驚きました。極めて上質なカカオからしか得られない芳香があります。最上のエクアドル産アリバカカオを使ったチョコレートかと思いました。アリバカカオはエクアドルの固有種で、他国での栽培が不可能と言われてきました。カカオの種苗の入手はともかく、発酵のプロセスまで導入したということなんだと思います。驚くべき技術力です。
フローラルで穏やかな酸味、そしてクリーミーな味わいと奥深さを兼ね備えた苦みがあり、カカオがとても上質なものだと、はっきりと分かります。
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製品名:ハワイ島ケアラケクア バー 70%
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ、有機サトウキビ糖、ココアバター
内容量:60g
製造者:マノアチョコレート
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オアフ島ワイマナロバー 70%(O’AHU ISLAND WAIMĀNALO 70% DARK CHOCOLATE)は水色の帯が目印のパッケージです。封筒型のパッケージには銅版画風のイラストがあり、ハワイの伝統的なアウトリガーカヌーに乗る人々が描かれています。

裏面にはフレーバープロファイル(フルーティー:1、シトラシー:2、フローラル:4、ナッティ:2、ファッジー:4、ローステッド:1)とペアリングの情報(ワイン:ドライロゼ、ビール:ベリー・ランビック、リカー:ジン)が書かれています。
パッケージの内側にはオアフ島の地図と産地情報が書かれています。マノアチョコレートの本社がある地域であり、3つのカカオ農園と密に連携し、2021年からシングルオリジンのチョコレートを作っているとありました。

テイスティングノートには、コーヒー、シナモン、オレンジとありました。

ジューシーな味わい。赤ワインを思わせる芳香。こちらも実に上質な香りで、エクアドル産の最高品質のカカオを連想させます。サラリと溶けて香りが瞬時に開きます。口溶けの滑らかさとは裏腹に力強い旨味があり、余韻も優美に長く広がります。これは美味い。
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製品名:オアフ島ワイマナロバー 70%
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ、有機サトウキビ糖、ココアバター
内容量:60g
製造者:マノアチョコレート
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