莚 CACAO CLUB(ムシロカカオクラブ)は新潟県佐渡島に工房を構えるクラフトチョコレートのブランドです。広島県尾道の USHIO CHOCOLATL のメンバーの一人が故郷に戻って独立起業。佐渡島初のクラフトチョコレート工場として「佐渡のお菓子」と定着させることを目指して、カカオ製品を作っています。
9月に行われた東京チョコレートサロン2023の日本ビーントゥバー協会のブースでパッケージとロゴマークのかっこよさに惹かれて、さんぺだる塩チョコレートを買いました。
さんぺだる塩チョコレートのパッケージデザインはSunsignDesign、折り監修は折り紙デザイン研究所。和紙の包み紙で温かみが感じられます。真ん中で図柄が合うように包むのはとても労力がいるに違いありません。驚くべきことに、表面の折りを開いた内側のデザインもズレなく折られていました。こういう丁寧な人の手が入ったものに、つくづく私は弱い。
包みの中には正方形のタブレットが1枚入っています。
写真を編集している時に気がついた。これ逆さになってるけど漢字の莚かもしれない。ロゴマークがあれだけ凝ってるのだだから、きっとそう。細部までよく作り込まれています。
商品説明によると「SUNPEDAL × 莚 CACAO CLUB “さんぺだる塩”に新たな出会い。それは淡路島の食材と佐渡島のチョコレート。ホンジュラスの真っ赤なカカオ、マヤンレッドとエディブルフラワーの華やかな香り。さんぺだるが紡いできたご縁を結んで完成した1枚。It’s not only a way of eating. It’s a way of living.」とのこと。
さんぺだる(SUNPEDAL)は小池陽子氏主催のヴィーガンケータリングのブランドです。莚カカオクラブとのコラボ商品に使われたのは「さんぺだる塩淡路島バージョン」で、淡路島のレアソルトを使用。矢車草やキンセンカといったエディブルフラワーの他、様々なハーブやスパイスがブレンドされています
チョコレートを裏返すと、大粒の結晶に加えて、青紫の矢車草や黄色に輝くキンセンカ、赤いハイビスカスの花びらが飾られたゴージャスな印象。チョコレート自体はレーズンを彷彿させる力強いもの。だいたいこの類は、一口目はそのハードな味に心ゆさぶられても、二口目三口目と食べ進めるごとに手が止まりがちになるところ、このチョコレートの場合は、塩のミネラル感が柔らかく後味を整えてくれるおかげで食べやすい。一口ごとに味のアクセントが変わるのは卑怯だと思う。ブレーキが効かない。危うく1枚ぺろりと行きそうになりました。
お値段は1,296円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:真ん中あたりは塩っぱかった
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製品名:さんぺだる塩チョコレート
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆(ホンジュラス、ベトナム)、きび糖、海塩(淡路島製造)、ローゼル、スーマック、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、バジル、セージ、ミント、ローリエ、ローズマリー、ナツメグ、フェンネルシード、タイム、クローブ、オレガノ、シナモン、コリアンダー、グリークオレガノ、ホーリーバジル、カレンデュラ
内容量:40g
製造者:莚 CACAO CLUB 勝田誠
販売者:SUNPEDAL 小池陽子
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