東京チョコレートサロン2023(Tokyo Chocolate Salon – All About CACAO -)が9月16日と17日の二日間に渡って開催されました。
主催は株式会社立花商店。前売券が1,320円(税込)、当日券が1,650円(税込)の有料イベントです。
東京チョコレートサロンは、2013年と2014年に横浜赤レンガ倉庫で行われて以来のイベントで、今回は場所を渋谷ヒカリエに移しての開催です。
会場には展示エリア、カカオバー(イートインスペース)、セミナー会場、物販会場に分かれていました。
9月も半ばだというのに東京は最高気温33度の真夏日が続いていて、チョコレートに手が伸びず、イベントの前売券購入をぎりぎりまで迷ったせいでセミナーは全席売り切れておりました。せっかくの好機だったのに。すべてこの暑さが悪い。
とはいえ、実際のセミナー会場は開かれたスペースだったのでチケットなしでも立ち見が可能でした。次があればもっとやる気を出して早い時間から挑もうと思います。
物販会場には40を超えるブランドが集結していました。どちらのブースもディスプレイが見事です。
人混みに慣れていない私には猛烈な混雑がないのが本当にうれしい。各ブースをひとつひとつ眺められる余裕があるのって、バレンタインデーシーズン中の数々のイベントを思い出すとありがたいの言葉しかありません。
こういうイベントでは、作り手の方々にお目にかかれるのが楽しいので、積極的にブースを覗き込んでは、直接生産者の皆様の口からブランドにかける想いを伺っています。
金沢のフィルフィルカカオファクトリーさん。このところ加賀棒茶を好んで飲んでいたのでつい足を止めました。
つい先日、金沢21世紀美術館でチョコレートをテーマにした特別展開催の告知を目にしていたし、今年は金沢にご縁があるのかも?
鹿児島のキートスさん。桜島の形を模したパッケージが面白くて、以前から気に入っています。
ブースの片隅に小さくて可愛い「田の神さあ」が置いてありました。旧島津藩地域に残る道祖神の一種です。よく見ると、ちゃんとしゃもじを持っています。地方色豊かなブランドっていいですね。
日本ビーントゥバー協会さんのブースで佐渡ヶ島の筵カカオクラブさんのパッケージが目を引きました。デザインも折りも凝っています。
試食させてもらったら、様々なスパイスが入ったユニークな味が面白かったので一つ買ってみました。
鎌倉のショコラトリーキャメルさん。サモア産やインド産のカカオを使っているのが珍しくて足を止めました。
いろいろ試食させていただいた挙げ句、パケ買いするという体たらく。
どこのブースでも思うことだけど、胃袋も財布の中身も有限なのが悔しいわ。
他にも試食とおしゃべりに夢中になって写真を撮り忘れたブランドが多々ございました。貴重なお時間の中、大変お世話になりました。商品を撮影し次第……いや、こんなにも暑いと写真を撮るのも難儀しますので、撮れたものから追々紹介したいと思います。
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