カカオティエゴカン（Cacaotier Gokan）は大阪・北浜にある国登録有形文化財、新井ビルに本店を構えるパティスリー五感のチョコレートブランドで、新井ビルから近い高麗橋に本店を構えています。
高麗橋本店でプティフールショコラ（Assortiment de petits fours -Chocolat-）を買いました。
パッケージはワインレッドのクッキー缶で、ブランドロゴ入りのリボンと商品名が入ったシールで飾られています。シールに描かれているのは色とりどりのカカオポッドで形作られたフクロウですね。面白い。
缶の中には５種類のクッキーが入っています。左の細いスティック型のものがサブレ・カカオ・フロマージュ、ドーム型のスノーボール・カカオ、円盤型の２種類上がサブレ・カカオ・ノワゼット、下がサブレ・カカオ・フランボワーズ、一番右のスティック型のものがフロランタン・カカオです。それぞれのクッキーのイラスト付きで商品説明書が添えられています。
サブレ・カカオ・フロマージュはスティック型のクッキーです。商品説明によると「ガーナ産カカオピールとエダムチーズをサブレ生地に練り込み、アクセントにパプリカ・カイエンペッパーを加え塩気をきかせたおつまみ感覚のクッキー」とのこと。
塩と胡椒が効いたおつまみ的スナックです。最初の一個目に甘いクッキーを想像して食べちゃったからちょっと驚いた。他の甘いクッキーを食べながら口休め的につまむのが正解です。カカオピール（カカオ豆の外皮、カカオハスクとも言う）とハードチーズが生地に練り込まれていて、重層的な旨味が広がります。
スノーボール・カカオはドーム型のクッキーで表面にパウダーシュガーがまぶされています。商品説明によると「サブレ生地に、粗く刻んだコロンビア・アラウカ産のカカオニブを練り込み焼き上げました。カカオニブとサブレの食感が楽しいスノーボールクッキー」とのこと。
見た目的に甘そうなのに、意外とそうでもない。パウダーシュガーのやさしい口当たりにサブレの温かい香りが広がりますが、カカオニブの歯応えと硬質な苦味が口の中をさっぱりとさせてくれるので、後を引かない分いくらでも食べられそう。ある意味危険なクッキーですよ、これは。
サブレ・カカオ・ノワゼットは円盤状のチョコレートアイスボックスクッキー。商品説明によると「サブレ生地に香り高いフランス産ココアと、粗く刻んだヘーゼルナッツを練り込みました。ココアとヘーゼルナッツの相性が絶妙な定番な味わいのサブレ」とのこと。
みんな大好きチョコレートのアイスボックスクッキーです。サクッと軽い口当たりで口の中でホロッと崩れます。噛むごとに、混ぜ込まれたヘーゼルナッツの香りが効いてくるのがおいしいし、隠し味の塩が味にコントラストを加えます。
サブレ・カカオ・フランボワーズは絞り出しクッキーです。商品説明によると「フランス産カカオを練り込んだ軽い食感のサブレ生地にフランボワーズのジャムを乗せて焼き上げた」とのこと。
チョコレートの香りが広がるサクサクとしたクッキーに、フランボワーズのジャムがねっとりとした歯応えとフローラルな香りを添えています。すっきりと軽い甘みの中にベリーの酸味が見え隠れするのがおいしい。
フロランタン・カカオはスティック型のクッキー。商品説明によると「薄くのばしたサブレ・ショコラの生地に、コロンビア・アラウカ産カカオのヌガティーヌを重ね香ばしく焼き上げ」たとのこと。
甘みを極力抑えたクッキーにフロランタンのガリッとした歯応えと香ばしいキャラメル、カカオニブの硬質な香りが加わって、いくつもの美味しさがやってくる。スティック型の食べやすさもあって、大変楽しいサブレです。
お値段は2,700円。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：両端の２種類を交互に食べるとヤミツキ危険
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製品名：プティフールショコラ
種類別名称：チョコレート
原材料：バター（国内製造）、小麦粉、砂糖、アーモンド、ナチュラチーズ（生乳、塩）、ココア、カカオ豆、水飴、コーンスターチ、生クリーム、カカオピール、ヘーゼルナッツ、鶏卵、加糖液卵黄、卵白、木苺、パプリカパウダー、食塩、ホワイトペッパー、レモン、カイエンペッパー／ゲル化剤（ペクチン）、香料、膨張剤、酸味料、保存料（パラオキシ安息香酸、安息香酸Na、亜硫酸塩）、（一部に小麦・卵・乳成分・りんご・大豆を含む）
内容量：25枚
製造者：（株）カカオティエゴカン
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