ドゥブルベ・ボレロ(W.Boléro)は滋賀県守山市と大阪市中央区にブティックを構えるパティスリー&ショコラトリー。フランスのサロン・デュ・ショコラで授賞式が行われるC.C.C.では2016~2019年まで4年連続タブレット・ドールを受賞し、その実力は世界が認めるもの。個人的に近所にあったらうれしいパティスリNo.1のお店です。
サロン・デュ・ショコラ2023の会場でトリュフを見かけ、去年大変おいしかった記憶が瞬時に蘇り、迷うことなく手に取りました。
パッケージはブランドロゴの焼印が入った印籠型の桐箱で、青紫色の帯が巻かれています。
中には5種類のトリュフが入っています。トリュフのイラスト付きで詳しい商品説明が書かれたリーフレットも付いています。左から、トリュフ・コニャック、トリュフ・ソミュール、トリュフ・サケ、トリュフ・グラッパ、トリュフ・スコッチです。
去年のものと比較してお酒をかなり抑えた印象でしたが、大変おいしく頂きました。こちらに関しては去年の記事を参考にしてください。お値段は5個入りで1,836円でした。
そして、ホワイトデーも過ぎた時期に大阪店に伺うことができて、最後に残った一箱を購入しました。
バレンタインデーシーズンのものから内容が変わりました。新作のパッケージは桐箱ではなくて木目模様の入った蓋身式の紙箱で、青紫色の帯が巻かれています。ショッパーも白を貴重にしたものに変わりました。
左からトリュフ・ノチェロ、トリュフ・フランボワーズ、トリュフ・アマレット、トリュフ・カシス、トリュフ・エルブです。
トリュフ・ノチェロ(truffe Nocello)はイタリアの胡桃のお酒を使ったトリュフで、胡桃の欠片がトッピングされています。
トッピングされたナッツの風味に香り寄り添うようにやわらかく洋酒が香ります。お酒はそれほど強くありません。穏やかな香りが心地よいトリュフです。
トリュフ・フランボワーズ(truffe Framboise)はフランスの木苺の蒸留酒を使ったトリュフで、フリーズドライのラズベリーがトッピングされています。
食べ始めに軽い苦味。アルコールの刺激が鼻に抜けたと思ったら舌が痺れ、ラズベリーの香りと共に収斂味が来ました。余韻に広がるフルーティーなカカオの香りがおいしい。ホットの深煎りのコーヒーが合いそう。
トリュフ・アマレット(truffe Amaretto)はイタリアのアーモンドのお酒を使ったトリュフで、アーモンドの欠片がトッピングされています。
チョコレートとアーモンドなんて定番の組み合わせがおいしくないわけがない。軽く歯で噛むとセンターのアマレットが入ったガナッシュが溶けて、アーモンドの甘い香りが広がり、舌が軽く痺れます。杏仁に似たフローラルな香りとチョコレートの軽い苦味の優美なこと。この香りの中にいつまでも浸っていたい。
トリュフ・カシス(truffe Cassis)は南仏のカシスのお酒を使ったトリュフで、ドライカシスがトッピングされています。
甘酸っぱいドライカシスを感じた後、チョコレートの風味を増幅させたような苦味がありアルコールの痺れがありました。ブラックベリーのフルーティーな余韻のなかにチョコレートの香りが長く続きます。
トリュフ・エルブ(truffe Herbe)は南仏のハーブのお酒を使ったトリュフで、フリーズドライのハーブがトッピングされています。
トッピングされているのはレモンバームとタイムとフェンネルです。ハーブのグリーンな苦味を軽く伴って、エルブのアルコールが舌を痺れさせながらチョコレートの香りを広げます。
お値段は1,836円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:お酒が穏やかになりました
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製品名:トリュフ ー世界の銘酒5選ー 5個入り
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス(フランス産)、洋酒、生クリーム、カカオバター、水飴、牛乳、ショートニング、ヘーゼルナッツ、蜂蜜、木苺、カシス、アーモンド、レモンバーム、フェンネル、タイム/乳化剤(大豆由来)、香料、(一部に乳成分・大豆・アーモンドを含む)
内容量:5個
製造者:(株)パラード ドゥブルベ・ボレロ
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