ヨシノリ・アサミ（Yoshinori Asami）は、世界的なトップショコラティエとしての活躍だけでなく、フランスと日本のショコラ界の架け橋として歩んできた浅見欣則氏のブランドです。浅見欣則氏は、フランス北東部のストラスブールにある老舗「パティスリー キュブレー」のシェフパティシエとしての経験を含め、13年間フランスに滞在。数々の国際大会での優勝経験を誇り、M.O.F. グラシエ部門の外国人初ファイナリストにも選ばれています。2013年には凱旋帰国し、2015年に東京・巣鴨にパティスリーをオープンしました。ブランドマークに使われているのはコウノトリ。第二の故郷であるアルザスのおいしさを伝え、コウノトリのように幸せを運んできてくれる存在であり続けたいとの思いがこめられているそうです。
2022年の春コロナ感染症の陽性者数が急増する続ける中、バレンタインデーシーズンのイベントに行くのが憚られ、巣鴨のブティックに向かいました。駅から近く駐車場も広くて、立ち寄りやすい店構えです。
コロナ禍で飲食はオープンテラスともに休止中なので、グラニテを味わえないのが残念。
店内のディスプレイに心が踊ります。
どこを見ても素敵。
この日いくつか気になったものを買いました。パッケージはお菓子のミカタの缶が多めです。
今回は、こちらショコラアソート4個入を紹介します。
中には美しいボンボンショコラが4種入っています。左上から時計回りに、
グレ・デ・ヴォージュ（Grés des Vosges）はヴォージュの砂岩という意味。商品説明によると「オレンジのプラリネとガナッシュ」だそうです。
鮮やかな黄色のトッピングが粘り気のある歯応えをもたらします。センターは二層構造になっていて、上はガナッシュ、下がオレンジのプラリネ。やわらかいオレンジピールが混ぜ込んであるのでしょう。どこかねっとりとした噛み応えがあります。以前とトッピングの雰囲気が変わりました。オレンジの清涼感がとても優しく広がります。
オリエンタル（Oriental）です。商品説明によると「ライチのガナッシュ」だそうです。
ライチの透き通ったシルキーな香りとチョコレートの穏やかな苦味が広がります。とても優しい味わいです。後味に軽い酸味が残り、白ワインのような芳醇さが楽しめます。口当たりは滑らか。これも以前とトッピングの雰囲気が変わりました。
10th です。商品説明によると「キャラメルとピスタチオのガナッシュ」とのこと。
センターは二層構造になっていて、上はビターチョコレートのガナッシュ、下はカラメリゼしたピスタチオを粗く砕いたものが入っているプラリネです。チアシードも加わって、次々に変わる噛み応えがすこぶる楽しい。すっきりとしたビターチョコレートの苦味、ピスタチオの清涼感とナッツ香が広がります。これは美味い。
アルザシエンヌ（Alsacienne）です。商品説明によると「ハートチョコ。ぶどうのガナッシュ」だそうです。
コーティングはホワイトチョコレート、センターはブドウの香りの詰まったビターチョコレートのガナッシュです。ミルクの香りに包まれて、芳醇なブドウの香りが鼻をくすぐり、その後にチョコレートが苦味と香りが続くのが心地よく、多幸感に包まれます。
久しぶりにヨシノリ・アサミのコレクションを食べて、ここ数年こちらに通っていなかったことを反省。一粒一粒がとても美味しかった。目新しいものばかり追いかけている場合じゃない。決して近所ではないけれど通えない距離ではないところに、こんなにも素敵なパティスリがあることに感謝しなきゃ。
お値段は1500円。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆☆
値段：☆☆☆☆
その他：もっと通わなきゃね
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製品名：ショコラアソート4個入
種類別名称：チョコレート
原材料：砂糖、カカオマス、ココアバター、全粉乳、生クリーム、ヘーゼルナッツ、バター、アーモンド、ライチ、水飴、洋酒、小麦粉、ピスタチオ、葡萄、果糖ブドウ糖液糖、シナモン、植物油脂、チアシード、オレンジ、マンゴー、脱脂粉乳、モルトエキス、食塩、ココアパウダー、乳糖、葡萄種子エキス、澱粉、米粉、グリシン、ビタミンC、膨張剤、光沢剤、ベーキングパウダー、ソルビトール、乳化剤（大豆由来）、香料、着色料（赤40、紅花黄、黄4、黄5、二酸化チタン）
内容量：4個
製造者：（株）YOSHINORI ASAMI
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