日新化工(NISSHIN KAKO)は、1956年創業の業務用チョコレートを製造している会社です。トッピング、コーティング、フィリング用等様々な用途で、チョコレート食品の生産現場を支えています。
カカオパルプを甘味料に使ったチョコレートを開発したとのプレスリリースに興味を引かれ、すかさず通販で nk プレミアムシリーズ 01フルーツ(nk premium series 01 fruit)を買いました。
商品は透明のフィルムで密閉されていて、品質の保持と運搬性が確保されています。パッケージは紙製蓋身一体型の青を基調にしたもので、蓋の中央に大きく商品名が金箔押ししてあります。
公式通販サイトを紹介するカードが添えられて届きました。
シンプルなデザインに見えますが、箔の輝きが一味違います。盛り上げ感がある加工でさらに発色の良い箔が使われているので、近くで見るとより輝きが感じられて高級感があります。
箱を開くと、中には金紙に包まれたチョコレートが18枚入っています。蓋の内側に商品説明が書かれています。「the cacao 01 砂糖の代わりに、カカオの実に含まれる果実、カカオパルプを使用した希少なチョコレート。フルーティーな甘みと酸味があり、果物としてのカカオを堪能できます。チョコレートを通じて、たくさんの笑顔を。日新化工の新たな挑戦です」とのこと。
金色の包み紙を開くと、3つのブロックに区切られたチョコレートバーが現れました。ブロックの表面に細かな綾目模様が入っています。
商品説明によると「フルーツの一種であるカカオパルプを粉末にして用いることで、カカオパルプ特有のフルーティな酸味も加わりました。カカオマス、ココアバター、カカオパルプをふんだんに使い、カカオの味わいを存分に楽しめます」とのこと。
原材料を確認しましたところ、乳化剤以外は全てカカオ由来のようです。つまり、ほぼカカオ 100% です。
まず言いたいこととして、酸っぱいチョコレートです。
カカオパルプはライチみたいな味がするのですが、甘味料として使うくらいジュースを濃縮させれば甘みより酸味が勝るのはどんなフルーツでも当たり前のこと。この酸味をもっと親しみやすくしたいなら砂糖とクリームを入れればよいのです(私の好みとしては塩を選ぶけど)。でも、それじゃ面白くありませんよね。このチョコレートに興味を持ったのは、カカオだけで作られているからなんだもん。
食べ始めはベリーのような香りを伴ってカカオの香りと強い苦味、口の中でチョコレートが溶けるに従い、若いパイナップルのような鋭い酸味が刺激しますが、それは一瞬。余韻はチョコレートの香りに包まれます。
お値段は2,268円
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:カカオ100%!
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製品名:01 fruit
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオマス(エクアドル製造)、カカオパルプパウダー、ココアバター/乳化剤、(一部に乳成分・大豆を含む)
内容量:15g×8枚
加工者:日新化工(株)
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