チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ

リトアニアのビーントゥバーブランド、チョコレート ナイーブ(Chocolate Naive)は、「ユニークで美味しいチョコレートをつくる」というコンセプトのもと、ドマンタス・ウズパリス(Domantas Užpalis)氏によって創設されました。世界中のカカオ農園や新しい味の食材を探求し、その成果は2015年ワールド・チョコレート・アワーズ東ヨーロッパ部門で金・銀・銅賞など多数の受賞歴となって現れています。

サロン・デュ・ショコラ東京2002でカカオパルプを買いました。パッケージは、他の商品よりも厚みがあり、真ん中に覗き穴があります。そして何よりエンボス加工されたイラストがきれい。こだわった素材の意味を見事に伝えてくれます。

チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ
チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ

箱の中には I AM NAIVE と書かれた片面が透明の密閉袋に包まれて、ロゴマークのついたタブレットが入っています。ロゴマークはペニー・ファージング型の自転車に乗った男性を模ったものでアメリカ Stripe 社のデザイナーカロリス・コサス(Karolis Kosas)がデザインしたものです。フルカラーA4サイズのフレーバーノートもついていて、そのこだわりの深さに驚かされると同時に、ナイーブという名前が腑に落ちたり。

チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ
チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ

チョコレートは流線型のユニークな形をしています。タブレットは長方形という固定観念を壊したいのだとか。しかもワンパターンでなく、商品によって様々な形をしているのでその辺も注意してみてください。

裏返すと三つの大きなカカオパルプが収まり悪そうにくっついています。
商品説明によると「柔らかに仕上げたカカオパルプのフリーズドライを丸ごとトッピングしたという驚きのタブレット。ベースになっているチョコレートもホワイトカカオを使用。果実としてのカカオを愉しむことができます♪」とのこと。

チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ
チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ

カカオパルプはベージュ色をしていて多孔質です。風味はフリーズドライのリンゴに似ています。余韻にライチやシャインマスカットを思わせる爽やかな香りが広がります。

チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ
チョコレート ナイーブ;カカオパルプ クランチ


まるでミルクチョコレートのように明るい色のチョコレートバーです。ホワイトカカオでできたチョコレートはフローラスな香りを持ち、カシューナッツのようなまろやかな油脂感が楽しめます。新しいうちは若干の渋みを伴いますが、それはエイジングで次第に落ち着いてきそう。
フリーズドライのカカオパルプは食感がチョコレートと合わなくて大変食べづらい。体温で溶けたチョコレートに遅れてカカオパルプの甘酸っぱさが広がるのに閉口しました。二つの味の広りを同じタイミングにするには本来もっと工夫が必要に思えますが、この見た目のインパクトと試みの面白さに勝るものはない気がします。
カカオパルプの甘酸っぱさがホワイトカカオ渋みとのバランスを取った瞬間がおいしい。そのペアリングを楽しもうとすると結構な量のチョコレートを食べざるを得ず、Bean to Bar にしては消費スピードが早いのが悲しい。いつもならこのサイズ、もっとゆっくり楽しめるのにな。なんて贅沢なチョコレートなんだろう

とてもおもしろいチョコレートバーでした。会場で試食したポルチーニも面白かった。希少な材料を厳選し、作り手自身の喜びを込めて丁寧に作っているのがみてとれまます。どう考えても大量に作れるようなものではありません。これからもバレンタインデーシーズンの一時期しか手に入ることはないのでしょう。このブランドがこの先もっと評価されるようになったとしても、必ず私の手に入りますようにと願わずにはいられません。

お値段は2,160円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:楽しいチョコレートをありがとう
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製品名:カカオパルプ クランチ
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、砂糖、カカオバター、乾燥カカオパルプ
内容量:1枚
原産国名:リトアニア
輸入者:(合)TA-WA
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