シュウェットカカオ；ボンボンショコラ5種

シルバーウィークに北海道函館市、五稜郭ほど近くにある人気ショコラトリシュウェットカカオ（Patiserie Chocolatier Chouette Cacao）に行ってきました。

入口の正面にケーキ、その右にとチョコレートのショーウィンドウが別々にあります。地元の有名店なだけあって、お客さんがひっきりなしに訪れます。

購入したチョコレートはこちらの5種類。どれもおいしそう。左上から時計回りに、チェリー、巨峰、ポワール、オランジュ、ルンバです。

チェリーはサクランボの柄が飛び出したビターチョコレート。「チェリーをキルシュに漬け込みスイートショコラでコーティング」しました。

サクランボの柄をつまんで一口で食べました。コーティングのチョコレートを割って、中から洋酒があふれ出します。一気に広がったキルシュとチョコレートの風味が混ざり合って、苦い。でも、それがおいしい。
お値段は157円。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆☆☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：最後に種を出しましょう

巨峰は一際大きな粒。見るからにブドウが一粒入っていそう。「ブランデーに漬け込んだ巨峰をスイートショコラでコーティング」しました。

レーズンを使ったチョコレートは多いけれど、これは一味違う。ジューシーなままチョコレートで包んであります。
一口で頬張ろうとすると、噛めなくなるくらいの大きさ。シュガーパウダーをまとったコーティングはかなり厚め。これだけの大きな粒のブドウを包むには、これくらい厚ぼったくても仕方がない。滴り落ちるくらいの溢れ出すブランデーは、舌をしびれさせ、食べた後も胸の辺りが熱いほど。ブドウとお酒とチョコレートをいっぺんに楽しめる豪快な味です。
お値段は280円。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆☆☆
甘味：☆
風味：☆☆☆☆
値段：☆☆☆☆
その他：何度も食べたくなる

キャラメル・ポムは、四角い形のビターチョコレート。「りんご風味のキャラメルショコラ」です。

ガナッシュが甘酸っぱくて、その後にミルクを焦がしたキャラメルの香りが広がります。コーティングの苦めのチョコレートもおいしい。酸味、苦味、甘みの全てがバランスよく出来ています。口溶けもよくて、申し分ない。後で洋酒の温かみが効いてきます。
お値段は157円。
総合点：☆☆☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：甘酸っぱさが決め手です

オランジュは暖色系のプリントが施されたビターチョコレート。「オレンジの香りのホワイトガナッシュ」です。

薄いビターチョコレートのコーティングの中は、オレンジの香りが詰った爽やかな雰囲気のホワイトガナッシュ。コーティングとオレンジの苦味が混ざってすっきりとした苦味が魅力的。後味までしっかり苦いのは珍しい。
お値段は157円。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆☆☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆
値段：☆☆☆
その他：苦味の後がほんのり甘い

ルンバはココアパウダーをまとったトリュフ。「ラム酒を使ったスイートショコラ」です。

ココアパウダーの苦味に、甘さ控えめのビターチョコレートのコーティング、センターはラム酒が優しく香るガナッシュの組み合わせ。甘みを押えた大人味です。
お値段は157円。
総合点：☆☆☆
外観：☆☆☆
苦味：☆☆☆
甘味：☆☆
風味：☆☆
値段：☆☆☆
その他：もう少しラム酒が香っても良い

今回旅の途中でチョコレートを買い、特に箱に入れてもらうでもなく自宅用の包装でボンボンショコラを持ち帰りました。帰宅後に包みを開いて感心したのですが、写真でも分かるとおり特に壊れたり、汚れたりしていません。ココアパウダーとシュガーパウダーが混ざったりしないように、パウダーがついている物は分けて包んであったからでしょう。
羽田空港のラデュレ事件の後だったので、気配りがとれもうれしく感じました。

訪れた時は新店舗が準備中でした。連休の後、9月28日にオープンしたようです。新店舗の目の前の道路が工事中でしたが、間に合ったのでしょうか。