クリスマスのケーキを取りに有楽町へ出たついでにリベンジでピエールマルコリーニ銀座に寄りました。さすがに午前中だと空いています。2階のカフェスペースはカウンターと二人席が三つあるのですが、カウンターは空いていました。
ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)はベルギー生まれのショコラティエ(chocolatier:チョコレート職人)です。とにかく上品なチョコレートで有名ですが、実はパティシエ(pâtissier:ケーキ職人)で、グラシエ(glacier:アイスクリーム職人)で、コンフィズール(confiseur:ジャム職人、砂糖漬け菓子職人)の4つのディプロマ(Diplôme:証明書)を持つ数少ない人物です。スイーツをいろんな角度から貪欲に研究しているからこそ可能な、繊細な製品を生み出しています。
ショコラティエとしては、カカオ豆の選定からクーベルチュールまで一貫して手がけています。ボンボンショコラは、ベルギーのショコラティエとしては珍しくフランスっぽい薄いコーティングが特徴です。
現在ベルギー国内に8店舗、フランス、アメリカ、クエート、ルクセンブルクにそれぞれ1店舗ずつ展開しています。
■ピエール マルコリーニ 銀座
住所:〒104-0061 中央区銀座5-5-8
電話:03-5537-0015(ショコラティエ)、03-5537-2047(パティスリー、グラスリー)
営業時間:11:00~20:00(日・祝は19:00まで、ラストオーダーは閉店30分前)
■ピエール マルコリーニ 羽田
住所:〒144-0041 大田区羽田空港3-4-2 第2旅客ターミナル2Fマーケットプレイス
電話:03-5757-6220
営業時間:6:30~20:00
■ピエール マルコリーニ 名古屋
住所:〒450-6290 名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエアB1F
電話:052-582-0456
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダーは閉店30分前)
■ピエール マルコリーニ Gransta(JR東京駅)
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内B1F(銀の鈴広場横)
電話:03-5220-4560
営業時間:8:00~22:00(日・祝は21:00まで)
こちらが待望のマルコリーニ エクレア(MARCOLINI ECLAIR)です。チョコレート(Chocolate)は、「オリジナルのクーベルチュールをふんだんに使用したチョコレートクリーム。カカオのアロマを感じる。カカオニブ入りヌガティーヌの食感」です。
割ってみると皮が薄くてパリパリなのが、手にした重さでも割った感触でも目でもわかります。センターのチョコレートクリームが実においしそう。
皮がとても薄くてパリパリと軽い食感です。程よく塩っぱい。クリームの味はさっぱりしていて、こちらもアイスクリームと同じで軽さを感じます。甘さは控えめでもチョコレートの風味はしっかりしています。風味がクリアなのが、やはり素晴らしいです。ヌガティーヌは歯応えよくカリッと割れます。チョコレートプレートは極めて薄くできていますが、良く香ります。よほど上質なものなのでしょう。ヌガティーヌのナッツの芳しさとキャラメルの甘さがインパクトを与え、それにチョコレートの味が相まってプレートだけでも完成度は高いです。
つまり、エクレアとプレートを合わせると、さっぱり目の柔らかいクリームを包む塩味パリパリのシュー、ヌガティーヌからは焦がした砂糖からくる苦さと甘味、ナッツの芳しさ、そしてチョコレートプレートからカカオの風味が加わります。一口で幾重にも重なったフレーバーが洗練されて味わえるというわけです。おいしくないわけがありません。
お値段は紅茶とセットで1300円。単品で630円です。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:出来立てを食べるべき
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