セルジュ・アレクサンドル(SERGE ALEXANDRE)はベルギー生まれのショコラティエ。2002年にベルギーの終身チョコレート大使(Chocolate Ambassador)を授与された実力派です。2003年にはショコラティエの世界最高峰「国際ベルギーチョコレートコンクール」にて優勝。 2004年にはW.P.T.C.(ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ)の芸術部門で優勝しています。
2005年、福岡天神の大丸本館に日本発のショップをオープンしました。
住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-4-1 福岡天神・大丸本館B2F
電話:092-738-9711
交通手段:地下鉄天神駅より 徒歩5分、西鉄福岡駅より 徒歩3分
買ったのはこちらの4種。上から時計回りにマジパン・フレイズ、パレ・オール、パッション、シトロンベールです。
マジパン・フレイズは、マジパンペーストと苺のペーストをミルクチョコで包んでいます。
ミルクチョコレートの中には赤い苺のペースト。ミルクチョコレートから染み出てくる苺ペーストに目が覚めます。とても甘く苺の風味がぎっしり。コーティングのチョコレートと苺のペーストの風味をつなぐようにマジパンでロースト感を加えています。おいしい。苺のチョコレートはありふれていますが、ここまで上品で風味豊かなのはちょっとない。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:苺ペーストに心がとろけます
パレ・オールは、金粉で色づけされています。バター風味のガナッシュとこだわりビターチョコを使用しています。
すっきりした苦味のビターチョコレートをコーティングに使っています。中にはバターの香りにとろけるガナッシュ。それが混ざり合うので、ミルクチョコレートのまろやかさとビターチョコレートのしっかりした苦味と酸味がいっぺんに味わえるのです。コーティングとガナッシュの固さに違いがあるため、この二つはすぐには混ざらず、口の中でゆっくりと溶け合います。不均一になったコーティングとガナッシュの混合が一瞬だけ自分好みの配合をもたらすのです。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:ビターチョコレートとミルクの組み合わせを分離して楽しめます
パッションは、酸味のきいたパッションフルーツをミルクチョコで包んでいます。
ホワイトチョコレートのコーティングの中にはパッションフルーツの酸味がうれしいミルクチョコレートガナッシュです。初めはパッションフルーツの苺にも近い甘酸っぱさが心地よく広がり、その後酸味を打ち負かすほど甘味が強く喉に流れます。長くパッションフルーツの風味が残り、ずっとおいしい。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:食べ終わった後もずっとおいしい
シトロンベールは黄色のチョコレート。
ホワイトチョコレートに甘めの香料を使っています。ミルクチョコレートの中はベージュ色。甘酸っぱいライムの香りが清々しいホワイトチョコレートガナッシュです。甘いけれど、はっきりした甘さが心地よいです。ライムの香りはクリアなのでこれくらい鮮明なくらいが、この甘いミルクチョコレートに合います。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:
ボンボンショコラは1個252円です。
ちなみにベルギーのチョコレート大使は他に、アクセル・セイテェム(Axel Sachem)、バート・ヴァン・コーウェンベルグ(Bart Van Cauwenberghe)、フェリックス・アレン(Felix Alen)、ジャン・フィリップ・ダルシー(Jean-Philippe Darcis)、マーク・デュコブ(Marc Ducobu)、ポル・デスケパー(Pol Deschepper)、ロジェ・デュコブ(Roger Ducobu)などが授与されています。
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