スローウォーターカフェ(Slow Watter Cafe)は、日本とエクアドルで環境運動を展開するNGOナマケモノ倶楽部が母体となっている企業です。エクアドルからのフェアトレード商品と、ハチドリ印のエコグッズを取り扱っています。
スローウォーターカフェのチョコレートはエクアドルのボリバル州サリナス村で作られています。チョコレート工場の技術をスイスから導入し、近隣の村で収穫された高品質なカカオをトラックで運搬し、カカオを焼き、溶かし、混ぜ、袋詰めをする。原料供給だけでなく、製品化までの全行程がサリナスで行なわれているそうです。
使われているカカオはアリバ種です。一般にカカオの品種というと、生産量が多い順にフォラステロ種、トリニタリオ種、クリオロ種を言います。アリバ種は第四の品種と呼ばれる極希少な品種で、エクアドルの固有種であることからナショナル種(ナシオナル種)とも呼びます。てんぐ巣病で壊滅し、現在はハイブリッド(トリニタリオとアリバ種の一代交配種)が栽培されています。
渋谷ヒカリエのShinQsで開催されていたバレンタイン催事、ショコラZAKKAフェスティバルで、花粉入りハチチョコレートを買いました。パッケージは、サリナス村の女性たちが編んでくれたハチ型ニットで、羽型の止め具は、象牙椰子タグアを使用しています。
ニットの紐に小さなリーフレットがついていました。表紙に、ハート型に軌跡を描いて踊るミツバチのイラストが描かれています。
赤道直下のエクアドルよりおどるチョコレート
エクアドル最高峰チンボラソ山麓のサリナス。
森で育った香り高いカカオを使い丁寧に作ったフェアトレードのチョコレートです。
ミツバチは蜜源をみつけると、仲間にダンスをして方向と距離を教えるそう。
花粉にはたくさんのミネラルが含まれています。
口の中でひろがる香りとともに踊りだしたくなるかも…。
チョコ工場と同じ村の女たちが編んだ袋に入っています。
●ポーレン(食用花粉)入りチョコ5粒入り
中には金色の銀紙に包まれたオパール型のチョコレートが入っています。商品説明によると「一口大のチョコレートの中には、ミツバチが集めた花粉ビーポレンが入っています。お花の香りとハチミツのようなやさしい甘さはチョコレートにベストマッチ。(ポーレンは多くの栄養素がふくまれていて、健康食品として人気が出てきています。)口にいれるとチョコレートが溶けて、お花の香りがほのかに広が」るのだそうです。
花粉入りといえば、以前ロシューのタブレット ビー・ポーレンを食べましたが、それとは花粉の量が全く違いました。こちらは噛むとボリボリするほど入っていて、ミルクチョコレートの香りを悠々と乗り越えてナチュラルチーズに似た発酵臭が鼻をくすぐります。花粉が入っている分、口溶けはやや粗め。奥歯にザリザリと残りますが、その分余韻はいつまでも続きます。チーズ系の匂いは後味が癖になるので、一旦食べ始めると次々と口に運んでしまう。たまらない。
お値段は1,188円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:余韻が旨い
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製品名:カカオの森のハチドリ(トリュフ入りビターチョコ6粒ーしずく型)
種類別名称:チョコレート
原材料:きび砂糖、カカオマス、カカオバター、全粉乳、花粉
内容量:5g×5個
原産国:エクアドル
輸入者:スローウォーターカフェ(有)
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