カカオロマンス(Cacao Romance)は福岡市浄水通りの老舗ショコラティエです。スイスの高級チョコレートメーカー、フュルクリン社と提携して伝統製法の技術指導を受けながら日本の味覚に合った新製品の開発を行っています。クーベルチュールは石ローラーによる72時間コンチング法によるものを自社輸入し、コンテナー船により博多港に荷揚げする国内唯一の専門店です。
JR天神駅から西鉄バスで約10分「教会前(中央区)」下車してすぐです。
店内にはボンボンショコラが数十種類、チョコレートケーキや洋菓子も数多く取り揃えてあります。イートインも十分なスペースがありゆっくりとティータイムを楽しめそうでした。
住所:福岡市中央区浄水通り12番
電話:092-524-1288
営業時間:10:00~19:00
購入したボンボンショコラは7種類。普段より余計に買ったのは、1個130円とボンボンショコラにしては破格のお値段なので洋酒の入ったチョコレートをまとめて食べ比べしたくなったから。
ラムボンボンは「ラム酒をきかせたボンボン。スウィートチョコでくる」んだもの。
銀紙を開くとこんな感じ。
中にはラム酒の甘いシロップが入っています。お酒はからきしな私でも大丈夫な濃さなのがうれしいです。ラムの温かくて上品な香りとチョコレートの苦味が相まって、昔懐かしいボンボンの味です。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:懐かしい味がします
ウィスキーボンボンは「上質のスコッチウィスキーをたっぷりきかせ」たもの。
カカオの苦味に包まれて、スコッチウイスキーのすっきりとした味と凛とした風味が広がります。甘すぎず、お酒も強すぎず、それでいて全ての素材の風味が十分に感じられるのが、うれしいです。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:こういうのを食べると、お酒入りのチョコレートに魅力を感じます
コニャック・ボンボンは「スイートチョコとコニャックの相性の良さはあまりにも有名。上質のコニャックがたっぷりとつまった正統派のチョコレートボンボンです。」
中をこぼさないように、コーティングをほんの少し割ってみました。中には、なみなみとシロップが入っています。
コニャックは正直あまりわかりませんでした。ラムと似ている?
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:
コアントロー・ボンボンは「オレンジの香り高い芳醇なリキュールコアントローを、スイートチョコレートでくるみました。コアントローがぜいたくに入っています。」
オレンジの香りがするフルーティーなリキュールが入っていて、それがカカオの苦味をまろやかに感じさせます。甘さを抑えているのも、オレンジの苦味のある香りをさらに引き立てています。これを食べると、オレンジとチョコレートの相性が良いというよりは、コアントローとビターチョコレートの相性が良いんだということがわかります。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:コアントローのフルーティーな苦味には魔力があります
モンブランはトップに雪を抱いたとんがりお山のチョコレートです。「スイスの山を思わせる形のチョコレート。センターはポアール酒入りのチョコレートクリームです」
センターはミルクチョコレートのガナッシュです。洋酒の香りは控えめ、口溶けの良いチョコレートが上品に広がります。ほんのわずかに粉っぽさが口に残りますが、これが石ローラーのコンチングの質感なのでしょうか。オーソドックスな味ですが実に上品にできていて、誰にでもお勧めできる良さが感じられます。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆☆☆
その他:食べやすさもこの店の魅力です
ウィリアムスは「ホワイトチョコレートのクリームに、梨のリキュールポアール酒をたっぷりきかせました。トップを金箔でかざった豪華な一品です。」
これもポアール酒。
見た目で買ったもんだから、モンブランとかぶっちゃいました。
ビターチョコレートの中にはホワイトチョコレートのガナッシュ。コーティングの苦味とセンターの洋酒の香りがホワイトチョコレートのミルク感で程良く混ざり合っています。口の中で味が落ち着いたころ、さらに力強い洋酒の香りを孕んだビターチョコレートの味が出てくるのに驚きます。オーソドックスな味の組み合わせながら、味が次々に時間差でやってくるのが面白い。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆☆
その他:味の時間差が楽しい一品です
抹茶は「福岡県八女黒木産の高級玉露抹茶とホワイトチョコレートを使いました。抹茶の上品な苦味とホワイトチョコレートの甘味がよく合います。」
抹茶の入ったシュガーパウダーがまぶされたホワイトチョコレートのコーティングに、センターはホワイトチョコレートと玉露抹茶の薄緑をしたガナッシュ。抹茶の苦味をホワイトチョコレートの甘さが包みます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆
値段:☆☆☆
その他:抹茶の苦味が楽しめますが、やはり甘いのは苦手です。
種類が豊富なので自分の好みに合ったものを選ぶのが楽しいです。しかもどれも食べやすく、なぜか懐かしいような気さえします。とびきり目を惹くものがあるわけではありませんが、1個130円なんて値段を知るとやはり驚かされます。福岡に行ったらボンボンをまとめ買いしたくなるお値段です。
コメント
あー、私、ここ行ったことある気がする!
ケーキ買った気がする!
ギンガムチェックのクロスに見覚えがある!
さすがPinkyちゃん、嗅覚するどい。
お得でおいしいので、福岡のお土産にはお勧めですよね。
本店は天神から離れているのでちょっと不便ですが、天神地下街に直結しているファッションビル「イムズ」にも「ショコラ・ミュゼ」の名前で店舗を持っているので、次福岡に行くときにはチェックよ☆
ここ行ってみたいお店でした。
さつま芋焼酎ボンボンショコラがあると
何かで見たことがあります。ありましたか?
焼酎にチョコレートが合うとは思わないのだけど・・・
チョコレートに合うと思う、大吟醸もあるらしい。
お酒とチョコレート好きな私には興味津津♪
きりんさん、確かにありました。
きっと「焼酎紀行」ですね。
大吟醸の方は「箱入娘」というのがあります。
博多の別のショコラティエで焼酎トリュフを食べましたが、おいしかったです。意外にイケるんで驚いたところです。
明日にでもその時の記事を上げておきましょう。
[…] lovechocoさんの記事https://www.lovechoco.org/?p=4691に コメントを付けたら、お土産に買ってきてくれましたvvv […]