サロン・デュ・ショコラ東京2020の一般会期二日目、私はセミナー参加だったので一日フリー入場パスで参加しました。
開場時間になると大勢の人が一気に会場に入り、お目当てのブランドの最後尾札を目指して進みます。
朝の行列の具合からして予想していましたが、二日目ということで随分と余裕がありました。これくらいが商品をしっかり確認できるので買い物が楽です。混雑しすぎるとショーケースの前に人垣ができて、買いたくても実際の物が見えなくて諦めることばかりですから。
この日最初のイートインを楽しもうと、ジャン=ポール・エヴァンのブースへ。行列に並びながら複雑な行程を眺めるのも楽しみのひとつです。
パヴロヴァ ショコラ オランジュです。お値段は935円。商品説明によると「花を思わせつ香りのエクアドル産カカオをソースとクリームに使用。オレンジのソースとコリアンダーシードがアクセント」とのこと。
せっかくなので断面も撮影(買い物が終わっているので心に余裕があります)。
ベースは縁にチョコレートチップとココアパウダーが付いたメレンゲのカップ。たっぷりのチョコレートソースとオレンジソースが注がれた上にふわふわのチョコレートクリームが絞られて、ココアパウダーが振りかけられています。ブランド名の入ったチョコレートピックが飾られて完成。
究極までにやわらかい口溶けのデザートです。スプーンが抵抗なく入っていきます。それもそのはず、8割がクリーム、メレンゲも口に入れた瞬間から溶けていきます。それでも、見た目程には甘くなく、さっぱりと頂けるのが不思議。花椒の香りがするなと思ったら、ソースがオレンジとコリアンダーの組み合わせでした。
11時前のロビーの様子。
人がたくさん並んでいるように見えるかもしれませんが、日曜日のMI会員限定日にはこちら歩くスペースもありませんでした。
ロビーに明治 ザ・チョコレートの VR 体験スペースがあります。カカオツリーが目印です。
まずは VR用衛生布 ニンジャマスクを装着します。
この上から VRヘッドマウントディスプレイを顔に当てて映像を見るわけです。
映像が始まったと思ったらすぐに「電源をお切りください」の表示が出てすぐにシャットダウン。他の機材に代えてもらって再開したものの、またも途中で電源が落ちました。どうやら機材が不足しているようです。
ニンジャマスクを着けたまま放置されること10分。もう、外していいですか?
パルプジュースの券を頂き、また後ほど寄りますと断って席を立ちました。
メイン会場の明治のブースへ移動。ここにもカカオツリーがあります。
カカオパルプジュースを頂きます。
カップ一杯…うん、おちょこサイズの一杯だね。もしかすると、VRの映像を見た分だけなのかもね。
続いて、ユーゴ アンド ヴィクトールでヴィジタンディーヌ フレーズ。お値段は399円。こちら通常は日本橋高島屋店と玉川高島屋店限定の商品ですが、サロン・デュ・ショコラ限定のヴィジタンディーヌ プラリネが開場30分程で売り切れたそうで、代わりに入荷していました。
ボート型です。表面はカリッと中はフィナンシェと比べて幾分しっとりしています。
アーモンドとバターが香る生地にイチゴの甘い香りが広がります。しっかりとした食べごたえなので、小さな一個だけど十分な満足感が得られます。
14時過ぎのメイン会場の様子です。
買い物しやすくて、客としては結構です。
午後はロビーが空いたので、壁の飾りが撮影しやすくなりました。
メイン会場の入り口すぐにあるボード。
大人気のホワイトチョコレートで出来たシロクマくん。
前に来た時は混んでいたので、お顔を撮るだけで精一杯でした。
キュートなバックスタイルも撮っておきましょう。
朝はベルナシオンの行列で塞がれる壁。チョコレートのオブジェがたくさん飾られています。
このチョコレートバー、私の部屋のドアにしたい。
買うものは買ったしお腹いっぱいだし疲れたし、そろそろ会場を後にしようかと思ったのですが、なんだか去り難くて会場をもうひと回り。
トモエサヴールのブースは Bean to Bar がとても充実していて気になるチョコレートだらけでした。毎年、世界中の素敵なチョコレートを東京に運んできてくれます。ありがたいことです。
ノエルベルデのイラストが素敵で足を止めました。カカオの効果効能ね。最高においしいチョコレートに出会った時はこの高橋氏くらいの多幸感(ビビビッ)に包まれるよね。
パティスリー ギンザ カメリアではマカロンタワーがそびえ立っていました。
会場を一巡りしたらすっかり暑くなり、冷たいものを求めてヨシノリ・アサミへ(帰らないの?)。アイスとコウノトリのオブジェが目を引きます。
ラムレーズン&ビターチョコアイスクリームを買いました。お値段は836円です。
あれ?コウノトリのピックつかないんだ。
暑いくらいの会場で甘いジェラードが体に沁みました。大粒のラムレーズンは存在感が抜群です。大ぶりのビスコッティはカリカリで歯ごたえ良く、お口直しには十分すぎるほど。二種類のアイスクリームはとても贅沢です。最後までおいしく頂きました。
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