トゥルビヨン バイ ヤン・ブリス(TOURBILLON BY YANN BRYS)は、サロン・デュ・ショコラ東京に今年初出店です。ブランド名はシェフ考案の新技法に由来します。
トゥールビヨンとは「渦巻き」のことで、ろくろを使って渦巻を作るアイディアは、今や誰もが知る製菓技法となりました。ブリス氏はパリのダロワイヨや有名ホテルを経て独立。2011年にMOFを取得し、2018年5月にフランスのパリ郊外にブティックをオープンしました。
サロン・デュ・ショコラ東京2020でシュセット(Sucette)を買いました。
シュセットは棒つきお菓子という意味です。
黄色と茶色の二種類が4本ずつ入っています。
商品説明によると「黄色い串はシトロンのクリームやマーマレードをブランで包んだボールの上にシトロンのサブレとメレンゲ」とのこと。
説明を読んでも何がどうなっているかさっぱりわかりません(笑)カタログには「ガブッと一口でいってください」と書いてあったので、まずはガブッといってみました。食感はすこぶる軽やかです。レモンの清々しい香りと心地よい苦味に浸って、つい棒を舐め続けてしまいます。酸味があるので、いくらでも食べられそう。
白いとんがりはメレンゲでほんのり甘くてサクサクの食感、真ん中の小さなシトロンのサブレは一日時間を置いたせいか幾分しっとりとしていました。黄色いボールはホワイトチョコレート。センターのシトロンクリームが甘味とレモンの爽やかな香りとミルクのまろやかさを与え、マーマレードが軽い苦味を伴って広がります。
商品説明によると「茶色い串はクレームショコラとキャラメルを入れたノワールのボールの上にサブレやミルクジャムクリームなどをトッピング」とのこと。
キャラメルとチョコレートの苦味がバニラとバタークリームの優美で柔らかい香りに包まれて広がるのがたまりません。
先端の小さなボールはパフをミルクチョコレートでコーティングしたもの。渦巻に絞られたバタークリームと小さなサブレ、その下にチョコレートボール。ボールの中にはバニラをたっぷり使ったキャラメルソースとほんのりチョコレートが香るクリームが入っています。
大口で食べると他に息を吸えず、噛み砕いている間しっかりと鼻孔が広がるので、余計に美味しいということがわかりました。
今回、MIカード会員限定日も一般開催初日も午前中で売り切れでした。すさまじく人気だった模様。
お値段は4,212円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:確かに映えます
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製品名:シュセット
種類別名称:洋菓子
原材料:生クリーム、砂糖、ミルクチョコレート(砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、バニラビーンズ)、ブラックチョコレート(カカオ豆、砂糖、ココアバター)、ココアバター、バター、小麦粉、全卵、ホワイトチョコレート(ココアバター、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、乳清)、グルコースシロップ、レモン、アーモンド、ゆず果汁、グレープシードオイル、ライム、牛乳、転化糖、バニラビーンズ、ゼラチン(魚由来)、食塩、乳化剤(大豆由来)、安定剤(カラギーナン)、香料、コチニール色素、ウコン色素、炭末色素
内容量:8本
原産国名:フランス
輸入者:(株)センチュリートレーディングカンパニー
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