渋谷区富ヶ谷と銀座にブティックを構えるミニマル-ビーントゥバーチョコレート(Minimal -Bean to Bar Chocolate-)は、その名のとおりカカオ豆からチョコレートバーを作る専門店です。
世界中のカカオ農園に直接足を運び、品質の良いカカオ豆を選び仕入れ、自社工房でカカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を管理し、製造する“Bean to Bar Chocolate”専門店です。
近年の流行でビーントゥーバー自体はそれほど目新しいものではありませんが、こちらのブランドは最小限の材料で作っているところが一番の特徴。原材料は極めてシンプル。カカオ豆と砂糖だけ。まさにミニマルです。
銀座でフルーティ・シトリック(FRUITY CITRIC)を買いました。ミニマルらしくパッケージのデザインもシックです。ジップ付きの密封アルミパックなので開封後の管理が楽です。パッケージのオレンジ色の部分はカードになっていて切り込みに差し込んであります。表にはカカオ豆の履歴、裏には風味の説明が書いてあります。
商品説明によるとカカオ分71%で中挽(38μm)、中煎(35min 115-135℃)「青りんごのような爽やかな風味-青りんごのような爽やかな香りと柑橘のような爽やかな酸が特徴-」だそうです。
中には複雑な形をしたチョコレートバーが入っています。詳しくはリンク先で確認していただきたいのですが、モールド(チョコレートの型)も実によく考えられています。
板チョコレートデザイン
板チョコレートデザインは、当ブランドのオリジナルデザインです。一口で食べたり、舌触りの違いを楽しんだり、好きなサイズで割ったり、シェアしたり、といったチョコレートの新しい体験をご提案しています。
チョコレートの新しい楽しみ方・食べ方を提案したいという想いを込めデザインしました。
テイスティングのために、これくらい細やかにデザインされているチョコレートバーは初めてです。
やさしい酸味がおいしいチョコレートです。苦味は控えめ。これくらいやさしい味だと、パクパク食べてしまいそう。それくらい食べやすい味。粗引きなのでチョコレートバーの噛み応えは鈍くなります。粒子の大きさにばらつきがあり、当然口溶けに差ができるために食べ終わり、カカオニブが口の中に残ります。それがまた良いんですけどね。
お値段は1,296円。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:軽ろやかな味
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製品名:チョコレート(FRUITY/Tanzania)
種類別名称:チョコレート
原材料:カカオ豆、砂糖
内容量:50g
製造者:(株)Bace
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