今日から新宿NSビルでサロン・デュ・ショコラです。26日にMIカード会員招待で開催された催しに行きました。開場前からものすごい行列になって、当初10時開場予定が混乱を避けるために少し早めてのスタートになりました。会員限定といえど、すごい熱気です。
お目当てのチョコレートを買った後に、先着30名限定のトークイベントに参加しました。
今年が日本初出店のアリーヌ・ジェアン(Aline Géhant)は、ラ・メゾン・デュ・ショコラを退職した後に南仏アヴィニヨンにブティックを構えた新進気鋭のショコラティエールです。通訳はここっとさんです。
最初にブティックのあるアヴィニヨンの紹介があり、画面に映し出されたラベンダー畑の写真を眺めながら、サンプルとして席に回ってきたフレッシュなハーブ(ラベンダーとタイム)の香りを楽しみました。
試食は三種類のチョコレートと、別添えでバラの砂糖漬けでした。代表作三種がトークショーで食べられるなんて、初出店初トークショーにして大盤振る舞い。
一個目はガナッシュ・ド・ハーブのラベンダーです。
コーティングはダークチョコレート、センターはラベンダーの香りのする滑らかなガナッシュ。半分を口に含むと、舌の体温でさらっと溶けます。ハーブの香りを抽出する際、他のメーカーがアルコールで香りを抽出するのとは違い、生クリームで直接煮出して抽出するそうです。チョコレートのおいしさもさることながら新鮮で自然なラベンダーの香りに満たされます。
二個目はガナッシュ・ド・ハーブのタイムです。
コーティングはこちらもダークチョコレートです。センターにはタイムの香りがつまったガナッシュ。滑らかなガナッシュが口の中で溶けて、タイムの野生的な香りが広がります。これはプロヴァンスのワインとあわせるためにソムリエと一緒に開発した商品だそうですので、ワインと一緒にぜひ楽しんでくださいとのこと。
トークショーの後で客席からワインとのテイスティング方法について質問がありました。私はお酒がからきし駄目なので興味深く聞きました。
まず、ワインの香りを楽しんだ後ワインを軽く口に含んで飲みます。その後ガナッシュを四分の一程度噛んでいただきます。次にガナッシュを軽く噛んでワインを口に含んで合わせて楽しむそうです。つまり、ワインとガナッシュを別々に味わった後、今度は両方のコンビネーションを楽しむということです。よくよく聞いてみたら、お茶のマリアージュと同じでした。
三個目の試食はパレ・ド・フルールのバラです。
パレ(平たい円形のチョコレート)の上にバラの砂糖漬けが乗っています。ジュアンさんから食べ方のアドバイスがありました。こういうチョコレートは砂糖漬けを上にして食べたくなるけれど、逆にして、砂糖漬けが舌に当たるようにして食べてくださいとのこと。確かに、逆さにして食べると先に砂糖の甘味とバラの香りが広がり、続いてチョコレートの香りが広がります。ガナッシュとは違い、砂糖菓子がなかなか溶けないから5分間黙るチョコと呼んでいるとか。
おいしいのととても興味深い内容で、今年最初のトークショーにして大満足の一時でした。すっかりアリーヌ・ジェアンさんのファンになった私は、早速ブースに向かいパレ・ド・フルールを買いました。
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コメント
Merci beaucoup pour votre récit !
Je suis ravie de savoir que notre talk-show vous ait plu.
Aline, Thank you for the comment.
I had really good time at talkshow.
I enjoyed very tasty Réglette Palets Fleurs.
I’m always looking forward to seeing your brand new works.