東京丸の内ブリュックスクエアにブティックを構えるカカオサンパカ(CACAO SAMPAKA)はスペインの王室御用達ショコラトリーです。
カカオサンパカと言えばショコヌスコ(XOCONUSCO)です。かつて王しか食べることのできなかった伝説のクリオロ種カカオ。中央アメリカで大帝国を築きあげ高度な文明を有したアステカ帝国の王モクテスマは、王宮から遠く離れた地ソコヌスコ(SOCONUSCO)で収穫されるこのカカオを取寄せ、愛飲していたと言われています。
タンタシオン(チョコレート菓子)のタルタショコヌスコ(TARTA XOCONUSCO)です。黒いシックな箱に入っています。
中身は5センチ×3センチの小さなサイズ。冷蔵庫から取り出して程よく溶けたところで頂きます。コーティングとセンターのガナッシュに伝説の王のカカオ、レアルクリオロ種カカオ「ショコヌスコ」を使用しているそうです。
滑らかな口溶けはまるでムースのよう。歯を使うまでもなく口の中で自然に溶けていきます。甘さがぎりぎりまで抑えてありこの素晴らしいカカオの優しい苦味とほのかな酸味を堪能することができます。フルーティーなカカオの香りが鼻に抜けて、カカオニブの意外に柔らかい歯応えがよいアクセントとなっています。この値段でホンモノのガトーショコラが手に入るなんて、丸の内店素敵です。
お値段は580円。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:賞味期限は購入した翌日まで
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