2008年8月の記事と比較してみると面白そうなので、日本の3大定番チョコレートを食べ終わったところで、それぞれの特徴を再度整理しておきます。
ブロックを見比べられるように、三つのチョコレートを並べてみました。
<原材料>
- 森永ミルクチョコレート:砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、脱脂粉乳、バターオイル、乳化剤(大豆由来)、香料
- 明治ミルクチョコレート:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料
- ガーナ ミルクチョコレート:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料
<内容量>
- 森永ミルクチョコレート:55g
- 明治ミルクチョコレート:58g
- ガーナ ミルクチョコレート:60g
<カロリー>
- 森永ミルクチョコレート:313kcal(100gに換算すると569kcal)
- 明治ミルクチョコレート:363kcal(100gに換算すると626kcal)
- ガーナ ミルクチョコレート:337kcal(100gに換算すると562kcal)
<外装>
- 森永ミルクチョコレート:チョコレートを包んだ銀紙の上から外装用の紙で一周巻いてある
- 明治ミルクチョコレート:チョコレートを包んだ銀紙の上から外装用の紙で一周巻いてある
- ガーナ ミルクチョコレート:チョコレートを包んだ銀紙が外装の箱に入っている
<ブロックの大きさ>
- 森永ミルクチョコレート:最も大きい
- 明治ミルクチョコレート:森永ミルクチョコレートよりわずかに小さい
- ガーナ ミルクチョコレート:小さめのブロック
<口溶け>
- 森永ミルクチョコレート:滑らかで軽い
- 明治ミルクチョコレート:高級品並の滑らかさ
- ガーナ ミルクチョコレート:滑らか。喉に絡むほど粘りがある
<味>
- 森永ミルクチョコレート:ミルクの香りが強く、甘味は他のと比べると抑え目。薄味でさっぱりしているので、たくさん食べられそう。余韻はない
- 明治ミルクチョコレート:まろやかなミルクの香りが上品。カカオの芳しさがはっきりとしている
- ガーナ ミルクチョコレート:やや焦がしのあるミルクの香りが際立つ。味が濃く、甘み、苦味、香りが長く口の中に残る
全体として、チョコレートの原料高騰の影響を受けて、減量化が目立ちます。厳しい価格競争にさらされて、森永ミルクチョコレートは製品として大きな方向転換を迫られたようで、3商品のなかで最も減量し、さらに原材料まで変えて生き残りを図ろうとしていることがわかります。製品を比べたとき、三社の中で最も健闘しているのが明治ミルクチョコレートでしょう。減量を最低限に抑えました。「ピュアチョコレート」をキーワードにしているだけのことはあります。味も一定レベルをキープしています。ガーナミルクチョコレートは、元々3製品の中で一番量があって食べ応えのある製品でしたが、その特徴はまったく変わらずでした。
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