美食の街、フランスのリヨンに店を構えるセバスチャン・ブイエ(Sebastien BOUILLET)は、「ルレ・デセール」に最年少メンバーとして認定されるなど、世界中から注目を集めるパティシエです。
アンディ・ウォーホルが好きだというセバスチャン・ブイエは、ホームページのデザインでも分かるとおり、鮮烈な色彩を使います。このタブレットの外箱もシックな黒をベースにしながらも実にカラフル。
一つ一つのタブレットが実にユニークな表情をしています。外箱だけではなく、中のチョコレートまでもがカラフルで楽しいところが見事です。
左から、オレンジコンフィ、ノワゼットグリエ、アマンドキャラメリゼ、ユイルドオリーブアプリコ、エクアドル産ショコラです。
カカオ分66%ショコラのオレンジコンフィは、半分に切ったオレンジの輪切りが豪華に埋め込まれたタブレットです。
甘さも苦味も実に優しく広がります。上質なカカオの香りは久しぶりでした。ビターチョコレートの美味しさに、オレンジコンフィの柑橘の苦味とフルーティーな酸味が加わって、夏の太陽を思わせる雰囲気がたまりません。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:単品で500円で売っていたら、決して買わないだろうけど
カカオ分40%ショコラノワゼットグリエは、半分に切ったヘーゼルナッツが5個埋め込まれたタブレット。
ミルクチョコレートのまろやかさに、脂肪分の甘いナッツの風味が心地よく広がります。チョコレートから漂うミルクの香りが実に濃厚。新鮮なミルクの印象ですが、ミルクの焦がし香が僅かにして奥行きがあります。甘みが幾分強めですが、へーゼルナッツの甘みにも似たナッツ感が加わることで、食べやすくなっています。
総合点:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:ミルクチョコレートの香りの高さに驚きます
カカオ分66%ショコラアマンドキャラメリゼはオレンジ色に輝くアーモンドが埋め込まれたビターチョコレート。
ベースのビターチョコレートは実にまろやか。カカオのやさしい風味にナッツの香ばしさが効いています。キャラメリゼされて、小粒ながらもしっかりした味のアーモンドがおいしい。チョコレートの控えめな甘みがナッツをさらに美味しくしています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆
その他:アーモンドが贅沢
ショコラブランユイルドオリーブアプリコは杏のドライフルーツが埋め込まれたホワイトチョコレートのタブレットです。
真っ白な肌に杏の色が引き立ちます。新鮮なミルクの香りのホワイトチョコレートは口溶けも上品。杏の甘酸っぱさが良いアクセントになっています。このチョコレートは温度に敏感で、冷やしすぎると杏が硬くなりすぎるし、この季節、ホワイトチョコレートは冷蔵庫から出すとすぐにとろけ出します。チョコレートが緩くなる直前の温度で頂きましょう。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:夏の暑さでもくどくない甘さに好感
エクアドル産カカオ分70%ショコラは表面にブランドのロゴが金色に転写されて豪華な装いです。
甘さを極力抑えて、カカオの風味を十分に楽しめるようにできています。カカオはずいぶんとやさしい雰囲気のあるもので、フローラルな香りがあり、癖のないアロマのバランスの良さが品質の良さを物語っています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:この甘さ加減が好き
お値段は2500円。
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製品名:セバスチャン・ブイエ タブレット5枚
種類別名称:チョコレート
原材料:砂糖、カカオマス、ココアバター、脱脂粉乳、オレンジ、全乳粉、バターオイル、乾あんず、オリーブオイル、水あめ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、乳化剤(大豆由来)、香料、着色料(二酸化チタン・黄4・黄5)
内容量:5枚
製造者:ジェイ・ワークス(株)
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