ベルギーの王室御用達ショコティエ、ガレー(Galler)は1976年創立の比較的新しいブランドです。
・素材とオリジナルレシピへのこだわり
・たゆみない創造性
・香り高く口どけのよいピュアカカオバター使用の推奨
・植物性油脂、添加物、人工着色料使用の廃止
ガレーは、純粋にその意思を貫いてきました。
一方、チョコレートを限定された高級嗜好品としてだけではなく広く多くの方に味わっていただきたいとの思いから、「日常における贅沢」としてガレー独自の板チョコレートやバープラリネを展開。
その功績が認められ、ベルギー本国では現代チョコレート界を代表するショコラティエの一人となりました。
ちなみに「ベルギー王室御用達」のチョコレートは5年毎の審査に合格し、公式に国王が認定済みの製品にのみ授与される証です。チョコレートは現在、ヴィタメール(Pâtisserie Wittamer & Co)、ガレー(Galler Chocolatiers)、コートドール(Cote d’Or)、ゴディバ(Godiva)、ノイハウス(Neuhaus)、メリー(Mary)の6社に認められています。
こちらは有楽町の西武2階にあるのカフェです。
当日はライオンズの日本シリーズ優勝を記念して館内はずっとライオンズの応援ソングが流れていました。どこに逃げても松崎しげるさんの濃い声が響き渡ります。思わず口ずさんでしまうほどの強烈な刷り込み効果。これじゃカフェの中もくつろげそうにないのでテイクアウトだけで退散します。
購入したボンボンショコラは、左上から時計回りにエクストリーム、サンフォリアン、シバです。
エクストリーム(Extrême)は大き目の平たい正方形をしたダークチョコレートです。
繊細なコーティングから質の良いカカオの香りが漂います。中には洋酒の香りがある固めのダークチョコレートのガナッシュです。初めはカカオの香りが中心でお酒の香りはごく控えめに、最後はブランデーの香りが華やかに広がるようになります。ガナッシュが固い分、チョコレートの味の変化を感じながら長く楽しめるようになっています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:すっきりとした口溶け
金色の包み紙はサンフォリアン(Saint Pholien)です。
銀紙を剥くとストライプの入ったビターチョコレートが現れました。
コーティングは薄く、しっかりしたビターチョコレートです。中はベージュ色のミルクチョコレートガナッシュのようです。コーティングを割ると、舌が痺れるほどの強烈な洋酒の味が押し寄せてきました。お酒に弱い私には、こちらの方がエクストリームな気がしました。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:例えじゃなくて、実際に舌が痺れますから
アマゾーヌ(Amazone)はひし形のミルクチョコレートです。
アーモンドがたっぷり入ったミルクチョコレートです。ごく薄いサクサクしたフレークが混ぜ込んであり、歯応えも楽しいです。ミルクチョコレートの甘さとアーモンドの香り、そしてこの歯応えで気取らない味に仕上がっています。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:見た目の割に甘い
ボンボンショコラは全て210円です。
今回の3個だけではまだまだ計り知れないガレーですが、特徴としてコーティングは薄めです。ベーシックなものもありますが、大胆な味付けのものもあるようです。
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