ミルトス(MILTOS)は愛媛県四国中央市切山地区を拠点とするコーヒー豆焙煎所、チョコレート・スイーツ工房GBC(Grab Bag Coffee stop)のチョコレートブランドです。代表の髙橋賢次氏はコーヒー鑑定士でもあり、各国のコーヒー豆産地に良質なカカオ豆があることに注目。現地の生産者から直接カカオ豆の仕入れを行い、四国中央市で栽培されたサトウキビから採れる砂糖を使用して bean to bar チョコレートを作っています。
サロン・デュ・ショコラ2023 part 1 会場で高橋氏から直接勧められてダークグリーンティーを買いました。こちらは愛媛・新宮産茶葉を使った、いわばブランドのシグネチャーチョコレート的存在です。
パッケージは深緑を基調にした封筒型の紙箱で表面にブランド名と商品名が箔押しされて煌めきます。その背景には坊っちゃん列車がm蓋の部分にはレール断面や伊予鉄のマーク「いびし」が描かれていて、大変意匠が込められたデザインになっています。
中身はアルミ蒸着フィルムで密閉されていて、しっかり品質が保持されています。加えて、商品説明が書かれた豪華なリーフレットがついています。
本チョコレートは愛媛県のエッセンスを結晶した商品です。
愛媛県の四国中央市に誕生したMILTOSは、世界に誇るチョコレート作りを使命にしています。MILTOSは、愛媛県松山で文豪漱石や俳人子規が活躍する時代に走っていた「坊っちゃん列車」をモチーフに、地元の名産品である新宮茶とカカオ豆をブレンドした大人のチョコレートを作りました。
中には深い緑色をした円盤状のチョコレートが入っています。表面の幾何学模様はというと、「チョコレートのデザインは路線図をモチーフとした迷路。坊っちゃん列車の停留場((1)松山市駅・(2)大街道・(3)道後温泉・(4)JR松山駅前・(5)古町駅)を巡ればゴールに到達。菱形の徽章は(株)伊予鉄グループを示します」とのこと。箱の中に入っていたリーフレットに詳細がありますので、伊予鉄の坊っちゃん列車路線図とぜひ見比べてみてください。
あまり抹茶チョコレートを好んで食べないのですが、よくあるタイプのものと比べて渋みが穏やかな印象です。決して甘めには作られてはいないので駄菓子のような食べやすさはありませんが、上質な抹茶の風味をこの上なく味わえます。ココアバターのサラリとした口溶けの効果でお抹茶を点てたかのような香り高い仕上がりになり、もしもこのチョコレートで茶席を設けるとしたらどんな世界が広がるんだろうかなんて、ちょっと妄想してみたくなりました。イメージを広げてくれるチョコレートって楽しいな。
お値段は1,404円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆
風味:☆☆☆☆
値段:☆☆☆
その他:抹茶を楽しむチョコレート
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製品名:ダークグリーンティー
種類別名称:ミルクチョコレート(抹茶)
原材料:カカオ豆、砂糖、ココアバター、全粉乳、抹茶
内容量:27g
製造者:(株)GBC 髙橋賢次
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