バレンタインデーが終わってしばらくして、ジャック・ジュナンのボンボンショコラ アソートを通販で買いました。栗の花のハチミツを使ったボンボンショコラを食べたくなったからです。
先日、シンフラ(Shinfula)のモンブランを友達と四等分にして分けました。私は端を食べたので全体的な構成を確認し損ねたのですが、後味に癖のある香りがあってとても気になりました。
シナモンとも違うアニスか何か不思議な匂いだと思ってツイートしたところ、シンフラさんから直々に栗の花のハチミツだと教えていただきました。調べてみると、栗の花のハチミツは相当癖のある香りがするそうで、何でも獣臭がするとか。実は私、チョコレートと同じくらい犬にも愛情が向いていまして、ますます気になったというわけ。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、こちらがボンボンショコラ アソート 9個入り(DECOUVERTE 9 PIECES)です。パッケージはアルミ製。この冷たい感じがおしゃれです。
ジャック・ジュナン(Jacques Genin)氏は「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のシェフパティシエをされた後、独立されて2008年にパリに出店されています。2010年、2014年とC.C.C.の欠かすことのできないショコラティエのリストにも名前を連ねました。日本では、2010年に伊勢丹サロン・デュ・ショコラが初登場で、私はセミナーに参加しました。最近は日本のサロン・デュ・ショコラにはお見えになっていませんから、とても貴重な機会でした。今後、京都にお店を出すという話もあるようです。楽しみです。
中には9種類のボンボンショコラが入っていますが、特に商品説明があるわけでもないので、食べてみないとわかりません。先にネット上でボンボンショコの模様を調べてみたのですが、その時々で模様と味が一致していなさそうでした。果たして栗の花のハチミツは入っているのでしょうか。
数が多いので記事を三つに分け、今回は上段の三種類を紹介します。
白と黄色で描かれた花の模様がプリントされたミルクチョコレートです。
コーティングはミルクチョコレートですっきりとしたフローラルな香り。センターはキャラメルのような焦がし香のあるミルクチョコレートのガナッシュです。程よく甘く口溶けも滑らか。女性的な雰囲気が素敵です。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆
その他:ジュナン氏のやさしい笑顔を思い出しました
白とオレンジの細いラインがプリントされたビターチョコレートです。
コーティングはすっきりとした苦味のビターチョコレート。センターはクリアな苦味のビターチョコレートのガナッシュです。甘味は控えめでバニラの香りが広がります。ナッツや新鮮なタバコの葉の香り。上質なチョコレートの味を堪能できます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆☆
甘味:☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:すっきりとした苦味
金色の歪な斑点模様がプリントされたビターチョコレートです。
コーティングはビターチョコレートです。センターはトンカ豆の香りが詰まったビターチョコレートガナッシュです。体温で滑らかに溶けたチョコレートが口腔内に満ちて、トンカ豆のフローラルな香りが鼻に上ります。杏仁の香りに似た清涼感。チョコレートの苦味が味に奥行きをもたらします。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:深い苦味とフローラルな香り
お値段は3,635円。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
値段:☆☆
その他:せめて何が入ってるくらいのヒントほしい
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