ヴィタメールのボンボンショコラをお土産に貰いました。
ベルギー王室御用達のパティスリー、ヴィタメール(Wittamer)のボンボンショコラです。ベルギーチョコレートは大好きです。造形の美しさとしっかりしたコーティングの食べ応えが気に入っています。
外装です。黒を基調とした正方形の箱に金色のロゴが入った茶色のリボンがかけられています。シックで高級感が感じられます。
中には4種類のボンボンショコラが入っています。左上から、ヴィタメール、フランボワーズ、ミエル、フィグです。
ヴィタメールはブランドの名前を冠したボンボンショコラ。「コニャックを使ったガナッシュ。ヴィタメールの代表作です」とのこと。
洋酒の香りが後を引くガナッシュをダークチョコレートでコーティングした正統派のガナッシュです。舌の上でゆっくりと溶け、柔らかく温かいチョコレートの香りに続いてコニャックの力強い芳香が立ち上がります。喉をアルコールがヒリヒリと刺激するのもおいしい。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆
苦味:☆☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:安定感のあるおいしさ。
マロンフランボワーズは八角柱で金箔が散りばめられてキラキラしています。
センターは二層になっていて、上にフランボワーズの甘酸っぱいソース、下にマロンガナッシュが入っています。ベリーの華やかでフローラルな風味と甘酸っぱさがマロンのまろやかな風味のガナッシュと合わさって、さらにおいしくなります。うれしくも一粒が大きいのでちびりちびり食べようとすると、コーティングがパリパリと割れて剥れてしまいました。やはりここは一口で食べるのが正解なんでしょうね。贅沢に。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:食べにくいのが玉に瑕
ミエルは蜂の巣模様のミルクチョコレート。フランス産アカシア蜂蜜を使っているそうです。
センターはミルクチョコレートのガナッシュ。清涼感のあるバニラが使われています。ボンボンショコラが口の中の体温でゆっくりと溶けて喉に流れると、ハチミツの甘い香りが広がります。キャラメルに似た、まろやかで僅かに苦い香り。余韻は長く、いつまでも続きます。
総合点:☆☆☆
外観:☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆☆
風味:☆☆☆☆
その他:甘いけどすっきりとした香りです
フィグは先が尖った楕円のミルクチョコレート。半分が赤く染められています。ラム酒漬けいちじくと赤ワインを使っているそうです。
センターは二層になっていて、ホワイトチョコレートのガナッシュをメインに、洋酒の香りたっぷりのドライイチジクのプチプチした食感を楽しめます。ラムが効いているし、バニラの風味もよくて、外観どおり華やかな味です。
総合点:☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
苦味:☆☆
甘味:☆☆☆
風味:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆
その他:お気に入り
長く更新が滞ってしまい、すっかりチョコレートのシーズンです。あまりに久しぶりで書き方までも忘れてしまっていましたが、また少しずつチョコレートの記録を書き留めたいと思います。
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コメント
ヨーロッパの中でベルギーチョコは最高のおいしさだと思います!今のところ№1です☆
エルザさん、コメントありがとうございます。
私もベルギー系のチョコレートが一番好きです。最近はフランス系のチョコレートが多く出回るようになりましたが、ベルギーチョコレートは箱を開いた時のインパクトが違いますもの。それに、おいしさはもちろんです!