ゴディバ（GODIVA）と言えば、誰でも知っている高級チョコレートブランド。ベルギー王室御用達でありながら、日本国内に300近い店舗を構え、今や、かなり気軽に手に入れられるチョコレートブランドになりました。
ゴディバの名前の由来については以前にも取り上げましたが、英国のゴダイヴァ夫人（Lady Godiva）に由来します。
伝説によると、領主である夫は領民への重税の免除と引き換えに、彼女に裸のままで馬で町を駆けることを命じ、ゴダイヴァ夫人は領民のために本当にそれを実行したというのです。「ゴディバの創始者ジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、レディ・ゴディバの勇気と深い愛に感銘し、1926年ベルギーに誕生した自らのブランドに「ゴディバ」の名を冠しました」。そして、ゴディバのトレードマークには、馬に乗ったゴディバ夫人の姿が描かれているのです。
そんな勇気と愛に包まれた名前を持つゴディバのチョコレートを誕生日のプレゼントに頂きました。なんだか光栄な気分になったので、その由来まで語ってしまったという訳です。
パルフェショコラコレクション6粒入りです。白地に薄緑のアクセントカラーがさわやかな高原の風を連想させます。
箱を開けると6粒のボンボンショコラが輝いています。パフェをイメージしてデザインされたボンボンショコラです。プラスティック製なのに琺瑯のようにしっとりとした光沢を放つ内装で固定されています。
なんて綺麗なんでしょう。思わずため息が出ました。
一番左のビターチョコレートから時計回りに、パルフェショコラノアール、パルフェフレーズ、パルフェポワールアーモンド、パルフェエキゾチック、パルフェエクレール、パルフェシトロンバニーユです。
3粒ずつ2回に記事を分けて紹介します。
パルフェショコラノアール（Parfait Chocolate Noir）は、「ダークチョコレートカップで包まれたダークチョコレートガナッシュに、85%ダークチョコレートの層を重ねて濃厚に仕上げ、カカオの小さな粒をトッピングし」ていあります。
ビターチョコレートのしっかりとした苦味が楽しめます。上品な甘みと苦味、そしてすっきりとしたカカオの風味がフローラルに香ります。チョコレートグレーズがまろやかに広がるので、食感は軽めです。余韻も長く楽しめます。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆☆☆☆
甘味：☆☆☆☆
風味：☆☆☆
その他：思ったよりも軽い口当りです
パルフェフレーズ（Parfait Fraise）は「ショートブレッドをアクセントにした、ホワイトチョコレートとストロベリーで挟んだストロベリーのコンフィ仕立てを、ダークチョコレートのカップで包」んであります。
見るからにパフェっぽい外観です。カタログで見るよりも上層のストロベリームースは白っぽいです。カップのビターチョコレートのしっかりとした苦味とカカオの風味に、間に挟まれたストロベリーのコンフィが酸味を加えます。ショートブレッドやストロベリームースが全体にまろやかさをもたらし、上品さを保ちつつも食べやすくなっています。
総合点：☆☆☆☆
外観：☆☆☆☆☆
苦味：☆☆☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
その他：最もパフェらしいチョコレートです
パルフェポワールアーモンド（Parfait Poire Amande）は「ミルクチョコレートかプで洋梨のコンフィ仕立てとアーモンドプラリネを包み、ミルクチョコレートの層を重ねてアーモンドをトッピングし」てあります。
洋梨の甘酸っぱさとミルクチョコレートのまろやかさが実に上品に混ざり合います。とてもバランスの良い味。塩味の利いたアーモンドのプラリネが余韻の最後までミネラルの旨みを演出します。フルーティでまろやかです。
総合点：☆☆☆☆☆
外観：☆☆☆☆
苦味：☆☆
甘味：☆☆☆
風味：☆☆☆☆
その他：もう一度味わいたい
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製品名：パルフェショコラコレクション6粒入り
種類別名称：チョコレート
原材料：砂糖、ココアバター、カカオマス、全粉乳、植物油脂、異性化液糖、クリーム（乳製品）、アーモンド、牛乳、パターオイル、ストロベリー、洋梨、米粉、脱脂粉乳、カカオ豆、抹茶、レモンピール、ジンジャー、食塩、でんぷん、ソルビトール、乳化剤、香料、クエン酸、酸化防止剤（V.C、V.E）、安定剤（増粘多糖類）、光沢剤、（原材料の一部に小麦、大豆、オレンジを含む）
内容量：6粒
原産国：ベルギー
販売者：ゴディバジャパン（株）
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